東亜建が大幅反落、港湾工事でも改ざんと報じられる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/20 09:56
 東亜建設工業<1885.T>が大幅反落。きょう付の日本経済新聞で「空港の地盤改良工事で国への報告データを改ざんしていた問題で、同社が港湾の地盤を改良する公共工事でもデータを改ざんし、計画通りに工事が完了したとの虚偽報告をしていたことが19日、関係者への取材で分かった」と報じられており、さらなる改ざん発覚で信用低下を警戒した売りが出ているようだ。

 記事によると、不正があったのは同社独自の「バルーングラウト工法」で、これまで羽田、福岡、松山の3空港で同社が手掛けた同工法の工事5件でデータを改ざんしていたことが判明。また、同社は港湾の岸壁などの工事でも、バルーン工法を用いた地盤改良工事を国や自治体から14件受注していたが、これらに関してもデータを改ざんしたケースがあったとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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