タカラトミー、17年3月期は営業利益48%増を見込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/10 18:18
 タカラトミー<7867.T>は10日取引終了後、17年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1680億円(前期比3.0%増)、営業利益は40億円(同48.2%増)、最終損益は15億円の黒字(前期67億300万円の赤字)の大幅増益を見込んでいる。

 対戦型コマ玩具「ベイブレードバースト」のテレビアニメが4月からスタートしており、アニメの人気と連動して関連商品の売り上げ増を目指すほか、商品仕様などを見直したトレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」も回復傾向にある。また既存商品「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」も商品ラインを充実させるほか、SNSなどを活用し、ブランディングとターゲット拡大に取り組むことで業績向上へ貢献を図る方針だ。一方、海外事業では欧州におけるベビー事業の再構築で早期の事業回復を見込んでいる。

 なお、16年3月期連結決算は売上高1630億6700万円(前の期比8.8%増)、営業利益26億9800万円(同9.4%増)、最終損益67億300万円の赤字(前の期18億1700万円の赤字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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