<1885>東亜建設 割安で通期予想を超過
2月10日大引け後に発表された決算では16年3月期第3四半期累計の経常利益は前年同期比4.0倍の96.3億円に急拡大し、通期計画の92億円に対する進捗率が104.7%となっており、超過している事から業績の上振れも期待できるものとなっております。
また、強みとする海洋土木で海外展開も積極的で、シンガポールやベトナムでの大型港湾工事で実績があります。16年3月期は国内土木事業の受注が高水準で、豊富な手持ち工事の進捗に加えて不採算案件の解消で利益率改善、営業利益段階で前期比76%増の100億円を見込んでいます。
足元の材料ではトピー工業と共同で大水深での遠隔操作による無人作業を可能とする、水中作業ロボットを開発しており、株価水準からも材料からも上昇が見込めるものと見ております。指標面もPER 9.52倍、PBR 0.72倍と割安水準。
チャートを見ますと大底を付けた後は230-260円辺りのレンジで揉み合っていますが、2月24日以降は下値を切り上げてきており、2月12日に空けた窓埋めと同時に25日線の上抜けが期待でき、本格的な上昇も十分に考えられるものと見ております。
また、強みとする海洋土木で海外展開も積極的で、シンガポールやベトナムでの大型港湾工事で実績があります。16年3月期は国内土木事業の受注が高水準で、豊富な手持ち工事の進捗に加えて不採算案件の解消で利益率改善、営業利益段階で前期比76%増の100億円を見込んでいます。
足元の材料ではトピー工業と共同で大水深での遠隔操作による無人作業を可能とする、水中作業ロボットを開発しており、株価水準からも材料からも上昇が見込めるものと見ております。指標面もPER 9.52倍、PBR 0.72倍と割安水準。
チャートを見ますと大底を付けた後は230-260円辺りのレンジで揉み合っていますが、2月24日以降は下値を切り上げてきており、2月12日に空けた窓埋めと同時に25日線の上抜けが期待でき、本格的な上昇も十分に考えられるものと見ております。