<動意株・7日>(前引け)=セリア、スギHD、タチエス

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/07 12:04
 セリア<2782.T>=反発。100円ショップ大手で新規出店に積極的だ。6日発表した12月の月次売上高は既存店で前年同月比5.1%増とプラスを確保した。伸び率も前月から大きく拡大し、今期に入り10月に次ぐ高い伸び率となった。また、全社ベースでは12月は前年同月比13.0%増で今期最大の伸び率となった。今期累計では前年同期比9.9%増と好調で、利益面では原油安に伴う原材料コスト低下も考慮され、株価は昨年11月以来、強基調を続けている。

 スギホールディングス<7649.T>=一時急伸。同社は6日の取引終了後、16年2月期第3四半期累計(2015年3月~11月)の連結決算を発表。売上高は3094億3700万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は185億2100万円(同16.6%増)、純利益は116億7000万円(同14.3%増)と2ケタ増益を達成、これを好感する動き。テーマに基づいた健康食品・サプリメントなどの商品展開を推進、女性目線による商品・売場見直しなどを実施。42店舗の新規出店、46店舗の中・大型改装、13店舗の閉店を行っている。

 タチエス<7239.T>=大幅高。いちよし経済研究所は6日、同社株のレーティングを新規「A」としフェアバリューは2400円に設定した。海外新拠点の利益拡大を評価しているほか、国内補完生産の開始により日本セグメントも今下期に入り営業黒字に転じたとみている。12年以降、中国、メキシコ、ブラジルなど海外拠点を加速してきたが、足もとで量産を進めていることから営業利益率が全社的に上昇する局面に入ったという。また、国内でもホンダの一部車種が日本生産を開始したことなどで稼働率が上昇、業績は好転している。

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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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