堅実さんのブログ
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最近書いたブログ
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この作品を書いていて、読者から、「今の若者は、もっと真剣に生きている旨の意見があった。」その人にとっては、今の若者は、そんな無気力で生きていない。若者は努力しているし、苦労している。そんな目で、若者を見ないで欲しいということだった。それは、一応、最な意見で有ると思う。 しかし、何か釈然としない「はい、その通りであります。」と言いきれない何かを感じる。それならば、秋子の会社の離職率が高いのは。どのように説明で... ...続きを読む
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店長の話は、こうだった。 「秋子さんからは、退職する話は聞いてないです。何か、試験を受けると言って、休み時間に勉強していました。競争心があります。他の人は休み時間は、話をしているんですが、一人で勉強していました。仕事への能力はかなり有ります。ここ2年で、この店で2番目の販売資格を取っている。これからも期待している。私は、7月からここへ来たんですが、従業員のうち、4人については、これこれと、引き継ぎの話は聞いてい... ...続きを読む
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その日は、たまたま秋子が仕事を休みの日で、明彦は、今日しかないと思い会社に電話してみた。 「店長さんは、おりますか。」 電話に出た、若い女の声は、「どんな御用ですか。」と聞いてきた。 「事情が有って、今は言えません。店長さんに話せば、私がどういう人か、全てが、後になってわかります。」 店長が出てきて、秋子の父親であることを告げ、秋子の退職のことで、聞いてみた。 「秋子さんからは、退職するとは、聞いておりませ... ...続きを読む
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明彦の知る限りでは、大学を卒業し、就職難の時に、何とか捜し求めて、やっとのことで会社に勤めたが、2年くらいで辞め、その後、就職先が無く、家でぶらぶらしているか、アルバイトをしているかの、その先はどうしているか不明だが、こんなことを、聞いている。 こんな話は幾つか聞いていることである。石の上にも3年という。辛抱強く勤めていれば、我慢していれば、会社は、給料は出してくれる。会社から、解雇すると言ってきたのでは、無い... ...続きを読む
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女房が言った。「今日は、会社に辞めると言うと、言っていた。」「ふうん。」 秋子は、ここ2年程前から、会社を辞めると口癖にしていた。最近は、度々言うようになった。今回はさすがに、気持ちが動揺したが、いろいろ、考えても、どうしようもないと思った。怒らず、怒らず、事態を見るしかない。冷静さを欠いては、良い方向には、向かわない。 秋子が、女房に言っていたことは、こうだ。その携帯電話の販売店は、日曜日に休みがとれない。休... ...続きを読む
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娘婿は、何となく生きていて、暇さえあれば、頭の中は、自分だけで遊ぶことだけである。一体、何を考えているのかと思う。極めて幼稚っぽいのかと思っている。そしてお互いに家庭のことは、相手が何もしないと言い争って、不満だらけである。 しかし、これはどうにもならない。なにしろ2人とも、頭の中で考えている内容が、普通の親が、子供に対して出来ることとか、子供の事を考えて生活するのとは、だいぶ異なる。一口で言えば、親としてど... ...続きを読む
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(この作品は、書き始めてから、少しずつ変更しましたが、未だこれでよいという段階まで、きておりません。述べ6時間から7時間は、費やしたでしょうか。 いくら書き直しても、しっくりとしたものにならないのです。文才の無さです。しかし、他に書くべきものがあると思いますので、不十分なまま、載せることにしました。長いので、2つに分けてみました。) 9月9日の日曜日の夕方、明彦君は、自転車で、モールである「けやきウォーク」に、... ...続きを読む
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明彦君は、骨折事故から6カ月になる。ここ群馬県は36度の気温で、背骨の痛みと、暑さが堪える。思う様に、身体が動かないのが辛いし、大変だと思う。 あるサイトに、この間の経過を大体、1カ月毎に載せてみた。9月2日に2人の会員から、コメントが来た。いたわりの内容だった。見ず知らずの人である。会員というだけのことである。しかし、ありがたいと思った。また不思議でもあった。考えてみれば、どの様な人かもわからないし、会った... ...続きを読む
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今日は、ここ前橋では、最高気温予想が31度で、連日35度から下がっている。9月1日である。太平洋高気圧が強くても、もうそろそろ、退場の季節である。空は、今まで見なかった固まりの雲が見える。日赤のドクターヘリだと思うが、音がする。 骨折から6カ月が経過した。振り返ると、最初の3カ月は、ほとんど、何もできない状態だった。少しずつ回復しつつあり、これから先、どこまで回復するかである。人生なるようにしかならないが、... ...続きを読む
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お暑うございます。 今月の日記へのアクセス数です。 1 日記の数 13 2 アクセス数 500 3 会員からのアクセス 54 数か月、データを取りましたが、この傾向は変わらないです。 今後の日記の方針です。 1 日記の数は13でやや、多いかなと、思っております。 10以内くらいが自分に合っているのでは。 2 出来なかったことは、国民を苦しめている、日銀の金融政策批判です。 個人の... ...続きを読む
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風呂に入りながら、その後も、考えた。一人の存在は、歴史や社会の中では、ホコリの一粒みたいなものだ。今の野田総理といえども、この先、人類と地球の歴史が続くとしたら、同じである。 信長が、敦盛で、「人間50年、下天のうちに比ぶるば、夢、幻のごとし」とか、秀吉の最後の歌「露と明け、露と消えゆくわが身かな、なにわの夢も夢のまた夢」などは、人の寿命のはかなさ、短さをよく言っていると、思う。 人間長くて100年、並み... ...続きを読む
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骨折から5カ月が経過した。文字どおり、人生、今日は明日は、何があるか不確定なことを、地でいくような体験である。 経過を振り返ると、3日間は、痛みで寝られなかった。寝ていたのであるが、頭の芯に痛みが固まったような状態で、思考そのものが動かなかった。常に、強い痛みの感覚があった。しかし、不思議と気分は高揚していた。おそらく、人体の生存にとって危機的な痛みが起きると、脳内に痛みを止める麻薬状物質が分泌されていたの... ...続きを読む
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この間、子供が孫を2人、連れて来て、滞在している。孫は4歳と2歳で、「おじいちゃん」とまとわりつき、思う様に動けない。今その孫は、1階で、「トーマス」を見ているらしい。また、一階に行くと、2階に戻れなくなるので、これを、書き終わったら1階に行くことにする。 今、世界は目まぐるしく、動いている。欧州のスペインの債務問題は、解決が難しくなっている。どうやらドイツの世論が、安易に資金供給することに、反対しているら... ...続きを読む
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明彦君は、ボーッとしていた。故意にボーッとしていたのでもない。朝は、8時40分に起きた。睡眠時間くらいは、好きなだけとりたかったのである。今日は、子供が孫2人と共に、前橋に来るらしいので、1階の孫にとっては、危険なものを2階に運んだ。身体が思う様に、痛みで動かないので、僅かな作業でも、時間が長引く。 簡単な昼食後、1時間程か、昼寝をした。これは、少しの時間、横になっていないと、その後、起きているのが困難なこ... ...続きを読む
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7月になり、いよいよ熱い夏がきた。常にくる夏だが、明彦君には、つらい夏になる。それは何と言っても、背骨の骨折時に、背骨の軸が水平方向にずれて、この回復がどこまでになるか、未だ予想がつかないからである。 せめて、あるサイトの会員に、「ぞーっ」とする話でもと思って、昨年の夏に思いついた「広瀬川の幽霊」を載せてみた。出来ばえは、今一だが、しかし、何となく怖いかもしれない。 午後になり、何時も幻滅する、つまらん女... ...続きを読む