東芝が１ドルの予定で米ＷＨ株の売却完了、税負担は軽減

[TAROSSAさん]

東芝は、原子力子会社だったウエスチングハウス（ＷＨ）の米持ち株会社の株式をカナダの投資ファンドに売却したと発表したそうです。

売却損は既に2017年３月期に反映済みですが、手続き完了に伴い税務上は損金計上できるため、税負担を押し下げるそうです。

詳細は当局と調整しますが、早ければ2018年３月期にも自己資本を最大2000億円ほど押し上げる可能性があるとのことです。

東芝はＷＨ株の売却交渉をカナダのブルックフィールド・グループと進めていて、このほど、ＷＨの米持ち株会社の株式売却を完了、残る英持ち株会社の株式も早期に売却手続きを終わらせる考えのようです。

ＷＨは2017年３月に米連邦破産法を申請しており、売却額は米英合わせて１ドル（約107円）となるそうです。

東芝は2018年２月に、３月末の自己資本が4600億円、自己資本比率で11％になる見込みと発表していますが、当局との調整次第ですが、仮に今回の税負担軽減の効果を2018年３月期に取り込めれば、自己資本は6600億円程度まで増える可能性があるそうです。

何千億円もの大金をつぎ込んで買収したＷＨ社が結局は1ドルで売却することになったんですね。

めちゃめちゃ高い買い物でしたね。

6502：292円

[TAROSSAさん]

yoc1234さん こんばんは。

そういうことでしょうね。

元は取れないとしても、今の状況にあっては、税負担の軽減は大きいですね。

[yoc1234さん]

こんばんは。

さらなる損失を防いだと思えばいい。

上出来ですね。