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太陽の恩恵を? ~太陽電池の補助金~
Qセルズ(ドイツ)の躍進に度肝を抜かれたのか、経済産業省が、太陽電池の補助金復活を要求しています。(※1)
これまで太陽電池は日本メーカーの独壇場だったのですが、Qセルズにあっさり世界一を奪われ、中国のメーカーから追い上げを受けて苦戦しています。
そこでテコ入れの為に補助金復活を…。
エコでもありますし、一般受けも良いのですが、ちょっと立ち止まって考えても良いのではないでしょうか。
Qセルズもそうですが(※2)、補助金によってしか優位を保てない産業にあまり肩入れしすぎるのはどうでしょう…。
ちょっと税金のばら撒きすぎではないでしょうか?
もしも強い産業を育てようとするのならば、補助金ばら撒きより適切な競争の方が効果大です。
同じお金を使うなら、こんな方法はどうでしょう。
例えば、予算を設けて公立の学校などの施設に順次太陽電池を導入する。
その際に、コストや保守性が最も良い物だけを厳選して購入。(もちろん購入基準は公開)
そうすれば、同じ金額を使うにしても、
導入施設の電気代が抑えられ、しかもメーカーも競争力がつきます。(一石二鳥!)
現在も、公共施設に太陽電池の導入が行われていますが、さらなる拡大が期待されています。(※3)
(おっと、あんまり言い過ぎると怒られそうなのでフォローを…^^)
補助金に話が戻りますが、今回は低価格を実現させた物のみを対称にするそうです。
前回のバラまき補助よりも、競争は促進されそうです。
さらなる省エネ社会の実現に期待したいですね。
※1 時事通信より
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008082600831
※2 ロイターより
欧州では政府補助が厚く、Qセルズの躍進に一役買っている
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-33252620080814
※3 シャープ・公共施設の導入事例
http://www.sharp.co.jp/sunvista/industry/case/institution.html
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コメントありがとうございます。
>ロジックについてですが、設備投資の費用を回収するまで、買取料金を大幅に引き上げるだけで、国債発行して景気刺激をするよりも効果が大きいと思います。
そう言えば最近は特に設備投資の回収時間の競争が熾烈に成っていますね。
>なので、社会に貢献した人たちに損のない買い物をどんどんしてもらえば、国民・企業にとってもいい結果になると思うのですが。
そうですよね。
大きく消費してくれるところがあるお陰で、雇用などによって我々庶民も恩恵を受けられるわけですから。
>公共施設の案ですが、サービスにはコストがかかるんですよねぇ。(しかも、コントロールできない)
仰るとおりです。
そこで私はコストと並び「保守性」を設備購入基準に挙げたわけです。
こうすれば、物として残るわけで、保守コストをカバーできる電気代の節約を…と見込んだんですね。
>ま、期待するだけ無駄でしょうけど。
期待過剰ですね。失礼しました(^^)
コメントありがとうございます。
>石油に変わる代替エネルギーとしても注目高いようですが、世界のトップ張れるかそうでないかでは雲泥の差がありそうです
液晶やプラズマと同様、トップの総取りってことにもなりそうですね。
>日本政府もエンドユーザーへの補助金手厚くしてでも普及の手助けすべきだと思います
>売れなきゃ誰も作らないし、設置等で政府の好きな建設業等への間接的な対策にもなりうるでしょうし
ひさっちさんは補助金賛成派なんですね。
補助金一つとっても、色々なアイディアがありますよね。
コメントありがとうございます。
>国内・住宅の建設が盛り上がらないと、
>太陽光発電だけの普及は難しいかな?って思います。
そうですね、やはり建築とセットで…というのが一番導入しやすいですね。
>補助金つけても
>ペイするまで10年以上もかかる制度じゃ。。。
ペイできればよいのですが…(苦笑)
ま、ここは前向きに考えたいですよね。
>もっと「つければ絶対お得!!」って政策取れ、っての(ーー;)
国民の負担が少なく、みんなが導入したがるような政策に期待ですね。
コメントありがとうございます。
>一時的に終わるのではなく、本当に国の未来を考えた政策で広めていってほしいですね。
補助金を貰える側にとっては良い制度なんでしょうが、一般市民に負担がかかると言う点を忘れてはいけませんよね。
>それにしても、夏の太陽の照りつけはキツイですね。
>あれだけの、熱量があるなら、何か利用できないかなと、素人考えで思ってしまいます。
そうですよね。植物も光合成して大いに活用しているわけですし、そこを人間が太陽電池でもってエネルギーを得るわけだから良いですよね。
>太陽の光を利用する製品がたくさんできて、太陽光を使うことが身近に感じられる未来を期待します。
さらなるコスト削減に期待ですね。
ロジックについてですが、設備投資の費用を回収するまで、買取料金を大幅に引き上げるだけで、国債発行して景気刺激をするよりも効果が大きいと思います。
(物として残るわけですし)
ばら撒きとか高齢者優遇しすぎとか、いろいろ話題になっていますが、基本的にはお金持ちが安心して金を使える状況、貧しい人がお金を借りやすい状況になれば、市中に金が流れて景気がよくなるかと思います。
なので、社会に貢献した人たちに損のない買い物をどんどんしてもらえば、国民・企業にとってもいい結果になると思うのですが。
公共施設の案ですが、サービスにはコストがかかるんですよねぇ。(しかも、コントロールできない)
ま、期待するだけ無駄でしょうけど。
太陽光発電といえば台湾メーカーも大規模設備投資って記事みました
石油に変わる代替エネルギーとしても注目高いようですが、世界のトップ張れるかそうでないかでは雲泥の差がありそうです
日本政府もエンドユーザーへの補助金手厚くしてでも普及の手助けすべきだと思います
売れなきゃ誰も作らないし、設置等で政府の好きな建設業等への間接的な対策にもなりうるでしょうし
国内・住宅の建設が盛り上がらないと、
太陽光発電だけの普及は難しいかな?って思います。
補助金つけても
ペイするまで10年以上もかかる制度じゃ。。。
個人で皆さんの周りでつけてる人、何人いますかね。
日本の場合、景気が勢いあった時に
もっと積極導入策をとるべきだったんじゃ?
機を逸した感あり★
もっと「つければ絶対お得!!」って政策取れ、っての(ーー;)
補助金と聞くと、とっても良い制度で、すぐ普及していくのかと思ったら、そんなに簡単なものではないのですね。
一時的に終わるのではなく、本当に国の未来を考えた政策で広めていってほしいですね。
たしかに、競争することで、熱効率の良いものや、低コストの実現とかできそうですね。
それにしても、夏の太陽の照りつけはキツイですね。
あれだけの、熱量があるなら、何か利用できないかなと、素人考えで思ってしまいます。
太陽の光を利用する製品がたくさんできて、太陽光を使うことが身近に感じられる未来を期待します。
コメントありがとうございます。
>ばら撒きで一時は効果はあってもですよね。
そうですよね。やはり一次効果では何も解決しないと思います。
>長い目で見た戦略家がいないものでしょうか。。
う~ん、行政は実行後のチェックや修正のプロセスが不足しがちですから…。
長期視野を持った方の登場を待つばかりです。(TT)
>国のやることは最初は大量の資金を使うので、
<うまくいきますが、最終的には失敗するとは思いませんか?
そうですよね。一時的な効果のみに終わってしまう危険性が常にあると思います。
>私は単純に買い取り価格を引き上げすればいいかと思います。
ご指摘の案のロジックが分からないので何とも言えませんが、色々な対応策はありそうですね。
コメントありがとうございます。
>昔なら補助金程度で世界的な地位が逆転するような事は無かったような気がします。
>それだけ技術もグローバル化して差が少なくなっているのでしょうね。
やっぱり、生産技術が均一化しているのでしょうか?
真似できない技術やノウハウを保ちづらい世の中になったのかもしれませんね。
>太陽光発電の補助金を公共施設に出すのはいい案ですね^^
>でも、最後には産業に直接補助金が出ている他国製品が納入されちゃう気がします@@
アハハ、それは言えてますね♪
ある意味それはそれで成果も見出せると考えています。
外国の企業であれ、販売やアフターサポートなどで日本に雇用が生まれるわけですから…。
今は企業や産業を保護するあまり、外国からの企業誘致や雇用活性化の視点が不足しがちではと心配してしまいます。
(老婆心?失礼しました~)
うまくいきますが、最終的には失敗するとは思いませんか?
私は単純に買い取り価格を引き上げすればいいかと思います。
なんだかんだで補助金を受けなければ優位性を保てない産業ってのはいかがでしょうねぇ…
昔なら補助金程度で世界的な地位が逆転するような事は無かったような気がします。
それだけ技術もグローバル化して差が少なくなっているのでしょうね。
太陽光発電の補助金を公共施設に出すのはいい案ですね^^
でも、最後には産業に直接補助金が出ている他国製品が納入されちゃう気がします@@