はるるっぴさんのブログ

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素人のマーケットメモ㉟

素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)

時間ないので、思いつくままに書いています。


〇E-MINI S&P 500 STOCK INDEX


直近の機関投資家のポジションを見ると


  1月17日 61.3%
  1月10日 60.0%
  1月 3日  58.7%
(略)
12月 6日  55.6%
11月29日   57.2%
11月22日 56.4%


今年になってから、買い比率が60%を超えてきました。
機関投資家の買い比率が高くなってくると注意が必要です。


〇日経平均株価の花火


日経平均株価の打ち上げ花火とも言われるファーストリテイリングの信用取り組みをチェックすると


2017年  1月13日 1.69倍
2017年  1月  6日 0.95倍
2016年12月30日 0.41倍
2016年12月23日 0.31倍
2016年12月16日 0.35倍
2016年12月  9日  0.25倍


信用倍率が1倍を超えてきたので、少し注意が必要かもしれません。


〇日経ダブルインバース(1357)


個人投資家の動向の参考にするためチェックしてみます。


2017年  1月13日 30.26倍
2017年  1月  6日    29.62倍
2016年12月30日 29.37倍
2016年12月23日 24.42倍
2016年12月16日 35.91倍
2016年12月  9日 39.38倍


相変わらず売りの大人気です。


ここまで日本株が強かった一因でしょう。


〇投資主体別売買動向


個人投資家は11月第2週からずっと売り越しているので、まだ上値をトライしてくる可能性はあります。ただ、直近週ではひさしぶりに買い越しに転じているので、そろそろ注意が必要かもしれません。


外国人が3週連続売り越し、個人が3週連続買い越しなどになってくれば、株価は調整する可能性は高くなりますが、まだそのようになっていません。


〇ドル円


一部専門家の話によると、アメリカの金利が上昇して、日米金利差が広がりドル円で円安になっているとのこと。しかし、日本はまだデフレで、アメリカはインフレになっています。


昨年11月ブルームバーグ記事によるとグリーンスパン元FRB議長は 
「米国ではインフレ加速の極めて早期の段階に入りつつある」と述べているとあります。


日本のようにデフレのときは、実質金利は高くなります。
アメリカはインフレになっているので、実質金利は低くなります。


実質金利で見ないといけないので、米ドルの方が通貨として安くなりやすい。
(ヘッジファンドは日米の金利差を2年債券利回りで比較しています。)


個人投資家に人気のあったトルコリラも表面金利は高いですが、インフレなので実質金利は低いです。


表面金利だけで解説する専門家は勉強不足かもしれません。


昔ヘッジファンドの方から聞いた言葉を思い出します。


「人前で話をするなら、もっと勉強してから話をしないといけないねぇ~」


〇ドルインデックス


ドルインデックスを見ても、現在米ドルが買われすぎの状態にあると思います。

(為替は難しいので、すぐに修正される訳ではありません。)


ドルインデックスのチャートが崩れてきたら注意が必要かもしれません。

あとで振り返ったら、


「あのとき米ドルは買われすぎだったなぁ~」


になるかもしれません。


〇日経ヴェリタスより


豊島逸夫の逸’s OK!より


「(エール大学のシーラ教授が)英ガーディアン紙への寄稿で、トランプ氏のビジネスマンとしてのイメージは幻だが、トランプラリーでダウ平均2万の大台を突破すれば、短期的にさらに急騰すると予想している。」


と書かれています。


この記事の内容も想定の範囲内にしたいと思います。


どうなるかわかりませんが、仮にダウ平均2万に到達すると、達成感から売られるケースと、ロスカットの買戻しを巻き込んでさらに上昇するケースの2つのケースを想定したいと思います。


〇日経新聞の広告欄より


今日の日経新聞の広告欄に三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資信託(スマート・クオリティ・オープン・ゴールド)の広告が記載されていました。金(ゴールド)を分散投資の対象に加えています。


原油価格は上昇していますし、米国もいよいよインフレになってきます。(ただし、FRBが利上げすると短期的には金価格にはマイナスになるかもしれません)


中国も人民元の信用を維持するために裏で金を買っています。中国の中央銀行が外貨準備の一部として保有する金の量1842トン(2016年11月末)を信用している投資家はいないと思います。

おそらくすでに4000トンくらい保有しているでしょう。
(米国債を売った資金で、金も買っていると思います。)


金価格はあまり上昇していませんが、なかなか下がらないこと気づいてもよいかもしれません。金価格が安くなったら、買いたい主体がたくさんあるからでしょう。


以前あったように、金価格が大きく下げて、日経新聞に「金価格のバブルは終わった」などのタイトルで机上の優等生の解説が出てきたときは絶好の買いのチャンスでしょう。


この投資信託が良いかどうかは別にして、金を分散投資の対象に入れることには賛成です。


〇強いドル


米ドルについて


トランプ大統領は、「ドルは強すぎる」と言及し
ムニューチン財務長官は「長期的には『強いドル』が重要だ」


と言っているので、政権内で足並みの乱れがみられると批判する記事を見ました。


しかし、『強いドル』とは、米ドルが基軸通貨としての価値と信用があることを意味しています。何も対円、対ユーロに対して強いという意味ではありません。


トランプ大統領は、今の米ドルの水準は高いと言って、ムニューチン財務長官は、米ドルの基軸通貨としての信用を守っていくことが大切だと言っているだけです。


『強いドル』の意味がマスコミの方にはわからないようです。


〇リスク要因


たくさんあるので、省略します。
マスコミで騒いでいないところに注意したいと思います。


ヨーロッパのことは結構書かれているので、
記事にあまり書かれていない中国リスクの方が先に表面化するかもしれません。


中国の貿易の輸出額・輸入額とも予想を下回り大きく減ってきています。要注意です。


中国からの資本流出が止まらないので、中国人民元の動向には引き続き警戒してもよいでしょう。


いずれにしても、日本株は外部要因で大きく動くことになるでしょう。

外部要因で乱高下するかもしれません。


〇噂で買って事実で売れ


『噂で買って事実で売れ』の意味.


噂の段階で買うと上昇しがちで、事実として発表された時には、織り込み済みで上昇余地がないため売った方が良いという意味です。(ネットより)


「豊島逸夫の手帖」にも何度か出てきた格言です。


この格言通りになれば、トランプ氏が大統領に就任されたので、11月9日以降株価を吊り上げてきたヘッジファンドがポジションを返済してくるかもしれません。


ただ、日本の個人投資家がこの格言通りに日本株を信用で売ってきたら、また踏み上げられるかもしれません。


どうなるのでしょうか?


割高な日本株もどこかで調整すると思います。
しかし、いつ調整するかわかりません。


3月までに、まとまった調整があっても不思議ではないと思っています。ターゲットはトランプラリーの出発点の16,000円くらいでしょうか?もちろんどうなるかわかりません!


アメリカはすでにインフレになっています。
原油価格も昨年の1月20日は26.55ドルで、専門家の皆様が下値の予想を競ったり「原油価格が下がって大変だ~」などと言っていましたが、現在53ドルになっています。


悪いインフレになると金融緩和をしても効果がなくなるので、
今から注意したいと思います。


一部専門家の話にもあるように
マーケットの期待は、金融政策から財政政策に移りそうです。


みんかぶ予想


売り予想 4銘柄


売り予想したいと思うような割高銘柄には

「信用売り」がたくさん入っているので変更なしにします。



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1件のコメントがあります
  • イメージ
    はるるっぴさん
    2017/1/22 18:48

    中国について一つ書くのを忘れました。

    上海銀行間取引金利(SHIBOR)が足元かなり上昇しています。注意が必要だと思います。