kabukabumanさんのブログ
自律反発に騙されない様にしたいですね
週末のNY市場は前半下げ渋っていましたが、最後まで持ち堪えることは出来ませんでした。
これは、最近底堅かったNY市場が、短期は勿論 中長期的にも
下降トレンドに突入する予兆かも知れません。
米国は唯一今年の世界経済を牽引すると予想されていただけに
年内の利上げすら見通せなくなった状況を考えると
ダウ17000ドル割れは時間の問題ではないでしょうか。
また、ジョージ・ソロスが関わっているかどうかは別にして
東京市場は勿論、欧米市場にもヘッジファンドが介入していることはほぼ間違いないので
連中が何処まで売り叩くかが株価の行方を決めるだろうと考えています。
因みに今週の株価予想ですが、反発しても一時的で
ファンダを伴わない銘柄は、下値を探る展開に注意して置くべきだと思います。
さらに、直近の欧米株は残留を予想して買われ過ぎていただけに
その反動も暫く続く様な気がします。
従って、英国のEU離脱の余波が続くことが予想されることや
日経平均が史上9番目の暴落となったことから
経験的に2番底や3番底を想定して置くことが賢明だと考えます。
そしてもう一つ重要なことは、市場がリスクオフに傾くと
投資家心理はポジティブな経済指標より、ネガティブな経済指標に反応し易くなるので
少なくとも7月の日米金融政策会合まで、ヘッジファンドにとって絶好の稼ぎ場になりそうです。
こうした背景を考慮すると、市場には思わぬテールリスクが存在する可能性が高く
安易に暴落を絶好の買い場だと判断するのは危険だと思います。
また買い場の目安は「為替が安定してから」「株価のボラティリティが低下してから」
「2番底や3番底を確認してから(14500円~14100円)」と考えるのが妥当ですが
見切り発車する場合は、必ずヘッジとのワンセットをお勧めします。
最後に、金融不安による株価の暴落は、意外に長引くことが多いので
初心者の方は、今回の株価推移を経時的にしっかり観察し
出来ればその顛末を細かく記録して置くことが大事だと思います。
その記録は、今後同様の事態が起こった時、何よりも心強い判断材料になる筈です。
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感覚買いさん こんにちは。
金融不安で株価が下落すると、株価は長期間低迷し
最初の暴落よりも深い2番底や3番底を付けることがあります。
ただこういう地合いでは、必ずヘッジファンドが介入し
必要以上に売り崩して投資家の不安心理を煽ったりします。
そういう意味では、今回の底値を判断するのは難しく
ヘッジファンドのさじ加減という側面も考えられると思います。
しかし株価や為替には常識的な水準があり
そこを下抜けると、普通は元に戻る筈ですから
ご指摘の様にダウ15000ドルや日経平均13000円は有り得る数字ですが
常識的な範囲は16000ドル、14000円までの様な気がしています。
但し、英国のEU離脱に伴う金融市場の混乱が前提ですから
早く混乱が収まれば傷は浅くて済むでしょうし
逆に米国経済の減速や中国経済の大幅な悪化などが新たな原因になれば
状況は全く変わって来ると思います。
因みに東京市場は欧米市場に比べ、年初からの下落幅大きいので
円相場が「103円±2円」辺りで安定すれば、反発すると予想しています。
素人の経験ですが、今年の初め頃(曖昧ですみません)ダウは15000位まで下がっていましたから、それを比較すると現在のダウはかなり高い所にあると思います。
これが金融不安が起こり、ダウが前の15000まで下げたとすると、日経平均の株価は13000円!?
英国民投票で、18歳~24歳の有権者は75%が残留を支持。
ここが英国の将来にどの様な影響を与えるのか?
ただ、英国の分裂に繋がることは、ほぼ間違いない様な気がします。
[日刊工業新聞]
ドイツ銀行とJPモルガンなどのストラテジストは、英国株の投資判断を「オーバーウェイト(買い推奨)」に据え置いている。
ドイツ銀行のストラテジストは、ポンド安が進み
英国株は欧州市場全般と比べ、アウトパフォームするとの見方を示している。
何だか釈然としませんが。。。