はるるっぴさんのブログ

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謹賀新年(パート1)

今年もみんかぶの会員さんにとって

良い年でありますようお祈り申し上げます。


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)


年末掉尾の一振を期待している人が多かった。
たくさんの投資家が同じようなことを考えると、そのようにならない。
マーケットを支配する実力のあるヘッジファンドは頭脳明晰でずる賢い。


新年なので、専門家の真似をして今年の注目銘柄を書きたいところ。
しかし、長期投資家は専門家のように推奨銘柄をコロコロ変えることはしない。
基本的には、以前の日記と同じ。(現在の株価水準は考慮しない)


2174 GCAサヴィアン、2914 JT(日本たばこ産業)、3402 東レ


4005 住友化学、4063 信越化学工業、4901 富士フイルム


5332 TOTO、5713 住友金属鉱山、5541 大平洋金属


5707 東邦亜鉛、6203 豊田自動織機 6268 ナブテスコ


6302 コマツ、6141 DMG森精機、6370 栗田工業


6471 日本精工、6503 三菱電機、6594 日本電産


6902 デンソー、6995 東海理化、7203 トヨタ自動車


7251 ケーヒン、7259 アイシン精機、7276 小糸製作所


7476 アズワン、7594 マルカキカイ、8113 ユニ・チャーム


9020 東日本旅客鉄道、9692 シーイーシー


など


リーマンショック以降から、上記銘柄群を推奨していましたが
そのほとんどは上がってしまった。
アベノミクス相場でも上昇した。
(もっとも、他の銘柄もたくさん上昇している)


はるるっぴ推奨銘柄のように海外投資家の評価も高い銘柄ほど
ヘッジファンドのポジションにより下落局面では
下げはキツイので、注意を要する。


現在の株価水準では、みんかぶの買い予想できないので、様子を見たい。


今年も優良銘柄をバーゲンセールのときに買うことがポイントになる。


年が明けて、百貨店などもバーゲンセール中!


ユニクロでも買い物をしました。

ユニクロは良いものを安く売っている。


応対してくれた男性の店員さんがとても感じがよかった。

◎と言った感じ。


しかし、株価は高い。


百貨店の良い商品でも30%くらい安くなっている。
30%割引で買ってよかったと思っていると、しばらくしてから
買った商品が50%割引になっていることがある。(・_・;)


その場合は、自分より安く買えてよかったねぇ~
と思えるくらいの気持ちの余裕はほしい。


投資も似ている。


株式マーケットの優良銘柄でも30%くらい割引してくれることが、
今年もあるかもしれない。
(自分の理論をしっかり持っていれば、そのときのニュースなどの雑音を
 無視することができる。)


長期投資家が株を買うのは、暴落したときだけ。
株価が連日上昇しているときに、焦って買うようなことはしない。


誠意のある証券会社の女性営業員さんの話によると


「買っちゃだめよ~だめだめと言っても高いところで焦って買う人がいます~」(~_~;)
「そのような人は、一杯損している人です。わからないのでしょうねぇ~」


と言っていた。


異常な金融緩和政策による過剰流動性相場でマーケットは不安定になっているので、
今年も何回かバーゲンセールはある。


忍耐強くチャンスを待ちたい。


・・・


これだけの話では面白くないので、今年参考にしたいものを少しだけ書きたい。


ひとつは原油。
(ギリシャ問題も気になりますが、またの機会にしたい)


もちろん原油をドラム缶で買うわけではない。
原油先物は、われこそはプロ!と自信のある人の世界。
(素人が原油先物取引をすることは、危険なギャンブルになるのでやめてほしい)
(運よく勝ったとしても、一度甘い汁を飲むと後が心配)


長期投資家が余裕資金で原油に投資するとすれば、ETFになる。


1671 WTI原油価格連動型上場投信


などだろう。
(他にも原油ETFはある)


FPで実際に投資をしている人の中には、さらに下がるのを待っている人もいる。
豊島先生も指摘されているように、まだまだ下がると可能性はあるが、
どこかで、反転上昇する。明らかに売られすぎの水準に入ってくるかもしれない。


政治的な要因もあって下がっているので、さまざまな角度から勉強する必要がある。
原油は難しい。見方を変えれば、投資先として勉強のやりがいはあるかもしれない。
(原油だけでなく、原子力、天然ガス、石炭など世界のエネルギー事情の知識も必要)


現地の情報もほしいところ。


ただ、需給面で見ると建玉の水準が高値より6割まだ残っている。
原油が下がると困る人にとっては、この建玉の水準も不安視されている。


まだ下がる可能性はある。


日経新聞の一面に原油暴落の記事が出て


「まだまだ下がりますよ~」


と言った専門家の弱気コメントが出てきたり
専門家が下値の予想を競ったりしているときが、
買いのチャンスだったりする。


以前、金(ゴールド)価格が大きく下がって、買いのチャンスのときがあった。
やはり、日経新聞には金急落!下値のメドを予想する専門家の記事が出てきた。


ご丁寧に、金のバブル相場は終わったと主張する専門家の記事まで載せてあった。
(それよりも田中貴金属の前に行列が出来ている写真を載せるべき)


ここ最近では、そのときの金の価格が一番安かった。


話戻って原油


もちろんどうかるかわかりませんが、みんかぶの会員さんも含め
1671が大きく下に叩かれるのを待っている投資家はいる。


1998 年のロシア危機のときは、1990年の高値40ドルから13ドルまで下がっていた。
ロシアはデフォルト状態に陥った。このロシアのデフォルトにより、
大手ヘッジファンドのLTCMと多くのミラーファンドが実質破綻した。
(LTCM事件は投資家の常識なので、復習したい)
(投資家にとって歴史は重要)


さすがに、今回は13ドルまでは下がらないと思う。
(13ドルになったら、わたしも買います!)

(当然のことながら、為替水準にも注意する。)
原油は世界経済にとって必要不可欠なので、何かのきっかけで
いつか反転上昇する。


周知の通り、新興国の代表国、中国やインドでは政府の援助で原油価格は安い。
そのため、中国人やインド人は原油の世界価格にうとい。
日本と違って原油の節約意識がないので、北京のスモッグに象徴される
環境問題も発生しやすい。


巨大な原油消費国の中国やインドでは原油が高くなっても安くなっても
消費量に大きな変化はない。


世界各国の燃料補助金制度やそれらを巡る議論は、
原油の需要面で確認しておきたいところ。


・・・


もしかすると、原油を安いときにETFで時間分散して少しずつ買っていれば
(長期投資家は上がりだしたら、もう買いません。)

1年後プラスになっている可能性はある。


ひとつの目安として、昨年11月頃に執筆されたFORECAST 2015の
レイモンド・A・メリマン氏の予想によると、下値の予想値を
44.96ドルを中心に±5.63ドルと予想されている。


39.33ドル~50.59ドル


になる。


その後、87ドル~95ドルまでの反騰があると予想されている。


ジオコノミックス(占星学)面から原油相場に大きな反転が見られる時期は
2015年9月~2015年11月±3ヶ月とある。


メリマン氏の予想です。


参考までに


昨年のFORECAST 2014の原油相場のメリマン氏の予想は
下値の水準として


「50.95ドル±7.25ドルまで下落する可能性もある。」


と予想されていた。


(FORECAST 2014を執筆されているときの2013年11月頃のWTI原油価格は
 93ドル~97ドルくらいだった。)


2014年の年末のWTI原油先物価格を見たとき53ドル台だったので
メリマン氏の2014年の原油相場の予想は的中と言ってもよい。


「現在の問題はこのサイクルの高値がチャートのB(2013年の高値112.24)であったか
否かである。もしその通りであれば原油は2014年の後半に向けて下落するだろう。」
(FORECAST 2014より引用)


今年、的中するかどうかは、わかりません!


今の円安水準で、メリマン氏の予想通り原油価格が底を付けた後
95ドルまで上昇することになったら、日本はどうなるのでしょうか?


考えるだけでも、ぞっとする。(-_-;)


今回はメリマン氏の予想が外れることを期待したい。


少なくとも原油のETFに興味を持つと
株式市場を予想するうえで、参考になるかもしれない。


(パート2に続く)




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1件のコメントがあります
  • イメージ
    おちゃちゃさん
    2015/1/4 18:14

    あけましておめでとうございます、


    >はるるっぴ推奨銘柄のように海外投資家の評価も高い銘柄ほど
    ヘッジファンドのポジションにより下落局面では
    下げはキツイので、注意を要する。


    >今年も優良銘柄をバーゲンセールのときに買うことがポイントになる。


    本当におっしゃる通りです

    本年もどうぞよろしくお願いします!