そら豆の株予報さんのブログ
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早くも今週の振り返り
株、為替ともに久々の大相場だった今週。
私がここで火曜日9時台「先物に買い仕掛け」と書いた時は
まだ1万4300円台だったけど、それも遠い過去のような今の株価。
日本株とドル円のこの上昇は
火曜日から先物と為替で大きく買い仕掛けをしてきた
マクロ系ヘッジファンド(短期筋)の存在が大きいけれど、
ヘッジファンドが仕掛けるキッカケを作ったのは
実は海外の長期マネー(欧州系の年金基金)の存在が
あったからこそだと私は思っている。
欧州系年金は先週あたりから日本株を大きく買っていた。
見れば相場は長らく続く三角持合い状態。
巷では5月高値の信用返済期日や増税前の利益確定売りなど
需給悪化が囁かれ、個人のマインドは冷えている。
これは仕掛けるには絶好のチャーーーーンス!と、
勝負に出たのがマクロ系のヘッジファンドだった。
という事なんだと半ば確信に近い状態で私は思っている。
マクロ系ヘッジファンドは5月の上昇相場でも
先物買いで大きく相場を先導。
大きく儲けて、これ以上稼ぐ必要もなく
決算前にはあえて大きな賭けに出ないと
プロのアナリスト達も言っていたほどだから
まさに日本全体が意表をつかれた感じ。
そんなこんなで三角持合いを上放れた日本株と為替。
1万5000円と100円という重要な節目も越えてきた。
しかしこれからは買い上がるのではなく、
「下押しするのを待つ」が得策。
今日位はNT倍率の拡大に歯止めが掛かると思っていたけれど、
日経平均 +1.81% TOPIX +1.63%
今日も拡大傾向。まだまだ先物主導なので脆さがある。
ましてや買い上げてきたヘッジファンドは短期筋。
近いうちに、どこかで利食いを入れてくる。
現物が伴わない脆さに、違うヘッジファンドが
売りを仕掛けてくる可能性だって多いにある。
ただ、先に言ったように、
日本株には海外の長期マネーが流入してきている。
アメリカの金融緩和継続を好感して、
世界市場がリスクオンになりつつある。
ここから、大きく急落する可能性は低いと思う。
上昇局面ではNT倍率が縮小に向かうはず。
そして、来週は5月高値の信用返済のピーク。
東証1部には出遅れ系がゴロゴロ。
そんな銘柄を下押ししたタイミングで拾うのが
11月後半を戦う上では、一番賢いやり方だと思う。
※センチメント好転で新興も元気だけれど、
個人比率の高い銘柄は、相場が急落した時に、
より大きく下げる傾向が強いので、
やはりそういう銘柄は避けるのが望ましい。と思う。
当たらずとも遠からずです、たぶん(笑)
関西の週末の天気は良いみたいですから、
おかげさまで
今週の市場の動きがとてもも良く観えてくるようです。
勉強になりました。
いろいろと参考にさせていただきますね。