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年金数理債務の影響
ストリートアナリストさん
更新:2008/5/11 23:13投稿:2008/5/6 15:57
企業の3月期決算発表が行われていますが、今期は年金数理債務の影響による減益という表現が目に付きます。
企業年金は一定の利率で資金を運用することを前提としています。
年金資産を株式で運用していた場合、当初の予定通りの運用益が得られなかった場合、企業が補填する義務があります。
08年3月末は、1年前と比べてTOPIXでは3割近くダウンしており、株式の評価損を抱える企業年金も多いと思います。
景気が悪化すると、企業業績が低迷し株価は下落、そうなると年金の債務が膨らみ、いよいよ業績を悪化させ、一層株価が落ち込むというスパイラルに陥ってしまいます。
もちろん、年金の代行返上や確定拠出年金の導入など、企業側もリスク回避策を打ち出していますが、多くの企業では対策はこれからというところも少なくありません。
従業員の勤続年数が長く、平均年齢も高い企業を業績評価の際には、年金数理債務の影響を調べる必要があると思います。
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年金、分かりにくいですよね。
私もまだまだ分からない部分がたくさんあります。
年金問題の方向性、焦点、まさにその通りだと思います。
私も数年前までは某企業年金の理事をやっており、年金数理債務、予定利率、代行返上など問題が噴出していて、これは大変と悩んでいたことを思い出します。
世間的にあれだけ大騒ぎになったので、企業は対策済みと思っていたら、結構多くの企業で手付かずの状態になっていますね。
これから日本株が上昇すると見るならば、各企業の年金対応状況を調べれば、お買い得企業が眠っているかもしれません。
年金問題は、マクロスライド、賦課方式から積立方式へ、、で落ち着くのではないでしょうか？ 持続性、公正性からの論理的帰結として。
実際、この方向で進んでますが（ゴールは鮮明）、その移行期でのマイナスを公正に配分すること、そこが今の焦点だと思います。
ちなみに企業の年金問題を、時価資産で考えてくれるヒトが多いと、株価的にアンダーシュートで美味しくなってしまうかも。
投資家からすれば、企業年金債務の問題は、５年前に大かたケリがついていると思います。
年金問題を聞くたびに思うのは、経済は成長を続けないと、様々なところで歪みを生じてしまうということでしょうか。
年金は高度成長時代に、経済成長を前提に設計されていますので、ひとたび経済が停滞すると、予定したとおりに資金が確保できず、じゃあだれが補填するんだという話になってしまいます。
ご指摘のように、経営状況を企業、従業員、株主（と顧客）が共有し、これからの時代にあったシステムを考える必要があると思います。
私のレベルでは非常に難しい話なのですが、自分の為に好いと思い加入されている方が多いと思います。が十分理解せず 加入していると思います。
将来受け取れる補償はある程度判っていても 賞与、ベースアップ等への影響が出ていると思っている方は少ないのでは？
私も判ってませんが雇用法の中（社内規定）にでも詳しく組み込まれれば好いような気がします。
話は外れてしまいますが バブル崩壊後 「ガラス張りの経営」 と言う言葉をよく聞きましたが 全てが闡明になった時、 初めてお互い（企業と従業員（と顧客））の利益が何処に有るかが判るという話を聞いたのを思い出しました。
変な書き込みですみません。
PS： マイピク好いですね。 夢のような自分に変身してみたくなりました。
似顔絵ネタ、ありがとうございます。
マイピクというサイトを利用して書いてもらってます。
昔の似顔絵のイメージって、特徴とらえて良く似ているのがいいとされていたような気がします。
マイピクではアニメ調や劇画調など、似ているかは別にして皆さんいろんな顔に描いてもらって楽しんでいます。
私の似顔絵も、周りからは似てない、詐欺だ～と言われてます。でも、毎日見ているとそのうち、本物の方が似顔絵に似てくるんじゃないかと期待しています。
＞従業員の勤続年数が長く、
＞平均年齢も高い企業を業績評価の際には、
＞年金数理債務の影響を調べる必要があると思います。
そうですね、おっしゃるとおりですね。
今回の話とは全くそれますが（ごめんなさい）、画像は似顔絵だそうで。
そういうことを生業にしているところがあるそうで。
へぇ～そうなんだぁ～・・と いちいち感動（笑）
そして ストリートアナリストさんの美形ぶりに
まぁ～「みん株」じゃなかったら ありえない出会いダワ！
と 感動したしだいです（笑）
私も年金債務については納得できないものがあります。
従業員のための年金で損失が出ると、会社の利益から補填し、結局は株主が痛い思いをするのです。
せめて株主と従業員が痛み分けにしないと、株を買ってくれる投資家がいなくなります。
今回の株安で国の運用する年金も痛手を受けていると思います。やはり改革が必要ですね。
この企業会計のシステムは腑に落ちません。
元のシステムのほうがいいとバーナンキ議長も言っているように、企業の業績以外での含み資産や損益は入れるべきでないと思いますが。今年はその逆になっているので税金が減ってしまいます。株価が下がると税金が減るだけですから、国は行政によってうまく操らねばいけないでしょう。今年から止めてほしいです。