daizuさんのブログ

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ウォール街のランダムウォーカー読了

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ようやくウォール街のランダムウォーカー読み終わりました。
大体下の5つについて順に書かれたものになってたと思います。

1:昔のバブルの歴史
2:ファンダメンタル投資の批評
3:テクニカル投資(砂上の楼閣)の批評
4:現代ポートフォリオ理論の批評
5:本書が薦める投資法

まあ一言で言えば、インデックス投資がいかに素晴らしいかってことを書いた本ですね。それに対して、頭の整理をかねて少し気になった事を書きます。
・・・・・・・・・・・気になった点・・・・・・・・・・・
●投資に対する勉強の姿勢について
インデックスファンドを買う事は簡単な点が大きな魅力であるがゆえに、買いっぱなしの思考停止に陥って投資に対する勉強をしなくなってしまう可能性がありえそう

●資産形成以外の投資に対する楽しみについて
本書にも書いてあるんですが、インデックス投資は市場を出し抜いてやるなんていうギャンブル性が皆無なため、山っ気のある人にはもの足りない

●インデックス投資の有効性が成立する前提条件
市場が新たな株価材料を織り込むというプロセスを実際に動かしているのは、ファンダメンタルやテクニカルで投資を行う人なんじゃないかと。
もしこの仮説が正しいのなら、ファンダメンタルやテクニカル投資を行う人たちがいなければ、インデックス投資の有効性は成立しない。
3件のコメントがあります
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    レビュー、ありがとうございます。

    私は今、「ピーター・リンチの株で勝つ」をコミュニティで薦めた手前、久しぶりにその本を読み返しているところです。
    (我ながら初心を忘れすぎなので、苦笑いしてます)

    これが終わったらランダムウォーカーを読んでみようかな、と思いました。
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    daizuさん
    2007/5/6 16:22
    お役に立てたら幸いです。

    ランダムウォーカーは、ページ数としては450ページを超えるんですよね。だから投資関連の本を読みなれていない自分には少し骨がありました。
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    E下限さん
    2007/5/6 17:42
    また読み返したくなるような、わかりやすいレビューです。
    次はどのような本を読まれるのか楽しみにしていますよ!

    私は、早い内にこの本に出会っていれば、と思わされた1冊でした。
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