天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2012年7月2週)
前週末に発表された米雇用統計が市場予想を下回り、欧州ではスペインの国債利回り上昇により不安が再燃、為替市場では円高が進む・・・と対外環境が急速に悪化。日本市場も買いが入らなくなり、閑散相場の中で値を切り下げる嫌ーな雰囲気が漂い始めた7月2週(7/9~7/13)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 7/6:9020.75→7/13:8724.12)
証自(19%) 買;9385億 売;9337億 差引;+48億
法人(8%) 買;4079億 売;3673億 差引;+406億
個人(15%) 買;7635億 売;7053億 差引;+582億
外人(57%) 買;2兆6652億 売;2兆7793億 差引;-1142億
証委(2%) 買;835億 売;812億 差引;+23億
合計(100%) 買;4兆8586億 売;4兆8670億 差引;-84億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 7/6:1346.08→7/13:1334.52)
証自(5%) 買;49億 売;43億 差引;+5億
法人(6%) 買;72億 売;42億 差引;+31億
個人(64%) 買;592億 売;605億 差引;-13億
外人(18%) 買;155億 売;177億 差引;-23億
証委(8%) 買;72億 売;69億 差引;+2億
合計(100%)買;939億 売;936億 差引;+3億
まずは東証一部。証券会社(2週連続)と法人(13週連続)は買い越し継続、そして個人が買い越しに転換し、国内勢が揃って買い越しになりました。一方で、外人が3週連続の売り越し。証券会社の売りは止まったみたいですが、外人が売っている間は厳しいですね。3週連続の売り越しでトレンドになりつつあるので、注意が必要かと思います。
続いてジャスダック。証券会社と法人が買い越し継続、個人が売り越しに回って、外人と共に売り越し。こちらは個人、外人が相場の主体なので、二者が揃って売りに回るとさすがにダメですな。新興も結局は外人次第という感じもあるので、東証一部の環境が好転するまでは厳しい状況になりそうです。
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