元祖SHINSHINさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1724件目 / 全2707件次へ »
ブログ

くらま温泉

朝一で清明神社へ向かってから、

出発寸前にスナックカスタム店主より依頼された、

音信不通だという人探し(京デザイン建築家)を出町柳周辺にて成功させた後、

京都大学・吉田神社を過ぎて真如堂横にある法伝寺を参拝した。

 

京都大学周辺は、原発反対の看板がたくさん掲げられていたが、

TPP反対という看板は見当たらなかった。

中野剛史先生、元気なのだろうか。

 

京都の著作の多い入江敦彦氏の文章で知った法伝寺は、

稲荷好きなら興味がわくと思うのだが、

陀枳尼天を祀っているという稲荷神社は、思いのほか何やら寂しげだった。

 

そうして時間を過ごした後、前の記事にあるように伏見稲荷に向かう。

あまりに早い時間に伏見稲荷へ行くと、誰もいないので寂しいからだ。

出町柳 → 伏見 → 出町柳 → 鞍馬

何ぞという無駄にみえる工程は、そうして生まれた。

 

伏見稲荷を参拝したあと、

帰りのバスまで10時間ほど合間があるので、

かねてより興味のあったくらま温泉へ。

 

出町柳駅から叡山鉄道に乗り換えて、

終点の鞍馬温泉に着くと

待合室の灯油ストーブに目が止まる。

 

その日は小雨が降っているし肌寒く、もう夕方だったので

鞍馬山に登るのは諦めて、温泉につかってひと眠りしようという算段だ。

 

待合室から外を見やると、くらま温泉の送迎バスが目に留まって、

「なぁ兄さん、ちょいと用を足してくるから待っててケロ」

などと、出発しようとする運転手の兄ちゃんに声をかけた。

 

TVや雑誌でお馴染みな、

馬鹿デッカイ天狗のお面を左手にしながら出発すると、

何のことはない、10分もしない内にバスは温泉に着いた。

叡山鉄道が到着する時間になると、こうして送迎しているのだという。

 

入浴料は一度っきりが千円で、何度でもあっちこっちしながら入りたい場合は二千五百円。

京都には温泉が少ないので、一度は行ってみたかった。

 

いまどきはスパ施設が発展しているのでどーということはない温泉だったが、

周囲の山々が霧に煙りながら深緑のグラデュエーションを彩っており、

雰囲気は悪くない。

 

二階には宿泊施設と休憩所がある。

日帰りでも時間制限はないようなので、

ビールを飲んで5時過ぎくらいから8時過ぎまで、

ほぼ独占状態のまま、ひと気の少ない休憩所にて、浴衣姿で爆睡したのだった。

 

だだっ広い畳敷きの中での爆睡。

シーズンオフの京都も悪くない。

 

JR東日本・・・いやいや、南海バスがお贈りしました(笑)

3件のコメントがあります
  • イメージ
    みやまな鉄砲長さん
    2012/3/11 11:57
    こんにちはー元祖SHINSHINさん

    >出町柳 → 伏見 → 出町柳 → 鞍馬


    とおい!!(笑)

    というか、かなり行ったりきたりですやん


    >シーズンオフの京都も悪くない。


    温泉画像が見たかったなぁ~...( = =) トオイメ


  • イメージ
    元祖SHINSHINさん
    2012/3/11 23:49

    お久しゅう!

     

    画像みせるほどではない、

    寂れた温泉と思っていただいた方がイイです。

    その方が、実際に行ったときにそれほど悪くないと思えるので。

     

    今までで一番よかったのは、

    天河弁財天のそば、川のせせらぎが聞こえてくる天川温泉でした。

    そこは逆に、建物が近代的過ぎたのですが。

     

    天河弁財天を下って川の手前を右に曲がるところに、

    小さな祠があるのですが、

    そこはなんと「空海の心霊写真」が映った場所だというのです。

    そのまま川を左手にして、坂を登っていくと温泉に出くわすのです。

     

    いずれにせよ、やっぱり温泉は

    自然の中に存在しないと雰囲気が出ないものですね。

     

    あー思いだした。

     

    その時にも先に伏見稲荷へ行ったんですよ。

    京都のとある旅館に泊まったら、心霊現象が出て眠られません。

    怖くなって、伏見稲荷のお札をもってから

     

    今度は奈良の吉野へ行くと、

    宿の予約をしていない。

    飛び込みでトライすると、お婆さんが出てきて

    「うちの旦那はね、普段は絶対に飛び込みの客は止めないのだけど、

     今日ばかりは不思議でね、止めようっていうからさ、

     まぁ、お上がりなさい。

     次は必ず予約入れてクンろ」

    などと、いきなり御利益が発揮されて

    その晩は熟睡できました。

     

    そして早朝、吉野から天川弁財天に向かうと、

    その神社の入り口に、しっかりとお稲荷さんが鎮座しているのですよ。

     

    私が伏見稲荷に行ったのも、先住民が稲荷をはずして死んだことが発端。

    この稲荷の数珠つなぎには、脅威を感じている次第。

     

    そこで思ったのです。

    (仕事などでの)喧嘩・抗争に負けないようにするには、

    この稲荷パワーは外せないなと。

     

    それがエスカレートして、義経公や将門公にも触手を伸ばし、

    もうすぐ道真公ですわ(爆笑)

     

    PS:しかし、そのまんまオイラが喰われてしまわないように、

       しっかりとアマテラス神を総大将にしておくのですた。

  • イメージ
    元祖SHINSHINさん
    2012/3/11 23:50
    訂正:宿に止める → 宿に泊める
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。