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今日の相場 -1/23-
∇ダウ:11,971.19(-128.11) ナスダック総合指数:2,292.27(-47.75) S&P500:1,310.50(-14.69)
NY時間午前8時20分頃に、FRBは緊急利下げを発表。FFレート、公定歩合ともに0.75%の引き下げを行いました。NY市場が開く前、ダウ先物は一時-700ドルくらいまで下げていて、NY市場が開くとダウは-450ドルくらいからスタートしましたが、そこから急速に値を戻していきました。引け後にアップルが決算を発表。業績見通しが弱気だったことから、時間外取引で急落し、GLOBEXの米株価先物も安くなっていました。
本来利下げは株式市場のために行うものではないのですが、株式市場がクラッシュすると実体経済への影響も大きいので、緊急利下げに踏み切ったのでしょう。今後も追加利下げを行っていくみたいですけど、今までの米経済指標からは住宅・金融以外の米経済が、例えばITバブル崩壊後のように深く落ち込むとは思えないんですよね(特に巨大グローバル企業の業績は)。私の認識が間違っているのかもしれませんが、どうも変な感じです。リセッション懸念を煽って、マーケットの総悲観を演出して、FRBにガンガン利下げさせたい向きがあるのかもと穿った見方をしてしまいます。利下げよりも、癌の部分である金融機関・住宅市場に公的資金を注入した方が効果が高そうなのに。まあ、あと数ヶ月すれば米経済がどういう状態だったのか見えてくるでしょうから、今後出てくる経済指標をよくチェックしていきたいと思います。
・〔FEDフォーカス〕緊急利下げ、FRB内のろうばいと米景気懸念の深刻さ示す
http://jp.reuters.com/article/treasuryNews/idJPnTK808830220080123
・アップル、10-12月期57%増益も慎重な業績見通しで株価下落【WSJ】
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=RSBYW3176%2023012008
∇日経平均:12,829.06(+256.01) TOPIX:1,249.93(+29.98)
朝方は、日経平均13000円を回復するも、しっかりとした買いが入らずズルズルと下げていき、後場からはアジア市場安、GLOBEX安に加えて、日経平均先物、先物miniに追証の強制決済と思われる売りが降ってきて、12600円付近まで下がっていきました。その後は切りかえしましたが、終値で13000円回復は出来ませんでした。
・米景気対策、上積みも・大統領、議会と協議
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080123AT2M2300U23012008.html
・米、景気後退の公算高まる・全米活動指数が急低下
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080123AT2M2300F23012008.html
NY時間午前8時20分頃に、FRBは緊急利下げを発表。FFレート、公定歩合ともに0.75%の引き下げを行いました。NY市場が開く前、ダウ先物は一時-700ドルくらいまで下げていて、NY市場が開くとダウは-450ドルくらいからスタートしましたが、そこから急速に値を戻していきました。引け後にアップルが決算を発表。業績見通しが弱気だったことから、時間外取引で急落し、GLOBEXの米株価先物も安くなっていました。
本来利下げは株式市場のために行うものではないのですが、株式市場がクラッシュすると実体経済への影響も大きいので、緊急利下げに踏み切ったのでしょう。今後も追加利下げを行っていくみたいですけど、今までの米経済指標からは住宅・金融以外の米経済が、例えばITバブル崩壊後のように深く落ち込むとは思えないんですよね(特に巨大グローバル企業の業績は)。私の認識が間違っているのかもしれませんが、どうも変な感じです。リセッション懸念を煽って、マーケットの総悲観を演出して、FRBにガンガン利下げさせたい向きがあるのかもと穿った見方をしてしまいます。利下げよりも、癌の部分である金融機関・住宅市場に公的資金を注入した方が効果が高そうなのに。まあ、あと数ヶ月すれば米経済がどういう状態だったのか見えてくるでしょうから、今後出てくる経済指標をよくチェックしていきたいと思います。
・〔FEDフォーカス〕緊急利下げ、FRB内のろうばいと米景気懸念の深刻さ示す
http://jp.reuters.com/article/treasuryNews/idJPnTK808830220080123
・アップル、10-12月期57%増益も慎重な業績見通しで株価下落【WSJ】
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=RSBYW3176%2023012008
∇日経平均:12,829.06(+256.01) TOPIX:1,249.93(+29.98)
朝方は、日経平均13000円を回復するも、しっかりとした買いが入らずズルズルと下げていき、後場からはアジア市場安、GLOBEX安に加えて、日経平均先物、先物miniに追証の強制決済と思われる売りが降ってきて、12600円付近まで下がっていきました。その後は切りかえしましたが、終値で13000円回復は出来ませんでした。
・米景気対策、上積みも・大統領、議会と協議
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080123AT2M2300U23012008.html
・米、景気後退の公算高まる・全米活動指数が急低下
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080123AT2M2300F23012008.html
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ダウ、S&P500は寄らない間は前日終値で算出してるっぽいですね。だから窓が空かないと。ナスダック指数は寄ってからだと思うので、窓が空きます。
最近はイブニングセッションの動きが凄いですね。米株価指数先物も現物が動いていない時に大きく動いていたりと、世界中でボラが上がってて疲れます、ほんと。
前からなんでダウのチャートは窓を空けないんだろう?と不思議に思ってたんですけど、虎年さんのページに書いてありました!(上から2番目のスレッド?) http://www2.ezbbs.net/cgi/bbs?id=tora_shishiza&dd=40&p=1
ここのところ相場が荒れていてホントに疲れます。イブニングの動きもなんか凄いですし、とりあえず早く落ち着いてもらいたいですね!
こんばんは。投資家はまだ半信半疑といったところですね。しばらくは、大きく上がったり下がったりの繰り返しでしょうね。
ヨッシーさん、
こんばんは。金融機関やサブプライムローン関連の企業・個人は今までリスクを軽視して好き放題やってきたので、そこへ公的資金を投入するとモラルハザードと批判されるのでしょう。
株式市場は今はボラティリティが高いので機関投資家は買いを入れにくく、個人は余力が無くなっているのだと思われます。
米国は住宅・金融が経済のアキレス腱だと思っているのでしょうか。確かにそういう見方もあるかもしれませんが、実体経済はどうなんでしょうね。
日本も10年前の不良債権問題での金融危機は最終的に金融機関に公的資金の投入という形で決着をつけたので、米国も当然この流れは分かっていると思います。なので、早期にサブプライム問題を解決するなら公的資金導入という政策をとってもいいと思うのですが、話は執拗に利下げばかりです。NGTNさんが変な感じを持つのも分かる気がします。
日本市場は積極的な買い上がりはまだ見られませんでしたね。みんな怖々買っているのでしょうか。まあ、ここまで下げれば買ってすぐ含み損というのをかなり経験しているでしょうから。
難しい局面で、大統領選の最中だし、思い切った政策も出てこないし。
しばらくは、一進一退の株価が続きそうですね。