東京228堂さんのブログ

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12月9日「株式サヤ取り教室」栗山浩著

日経平均
先週の金曜日の終値  11月   28日 15680.67 
今週の金曜日の終値  12月    7日 15956.37
+275.7

週末のアメリカ市場は
NYダウ 13,625.58 +5.69
NASDAQ 2,706.16 -2.87
高安マチマチの小動き。雇用統計は予想を若干上回ったものの、
来週のFOMCを控え積極的な売買は控えられたようです。

来週のアメリカ市場は
FOMC、小売売上高、消費者物価指数、鉱工業生産等。
なんといってもFOMCです。たぶん0.25の利下げでしょう。

来週の日本市場は
機械受注統計、景気ウォッチャー、企業物価指数、日銀短観等。

「株式サヤ取り教室」栗山浩著 林輝太郎監修
同友館 1992年1月 2,039円 税込
読破。

「サヤ取り」とは
「相場の変動の収斂性を利用し、リスクがゼロまたはゼロに近く、
両建ての必然性を持つ売買」(本文中より)
ちょっとわかりづらいですが、買いと売りを同時に行い、その差(サヤ)
で利益を上げる売買のことです(たぶんこんな感じです)。

商品先物やFXなどでもサヤ取りは行われていますが、
本書では異銘柄の株式の売買でサヤを取る方法が説明されています。

株式サヤ取りの特徴として「リスクがない、利益は少ないが確実、
心理的負担が少ない、理論的である」とのこと。

確かに丁寧に説明されているので、できそうな気はするのですが、
事前の準備(軸銘柄・脇銘柄の選定、場帖の作成など)が大事です。

特に軸銘柄・脇銘柄の選定がかなり迷います。
選定条件が
軸銘柄 うねりをみせているもの、比較的良く出来ているもの、
突飛な動きをしないもの

脇銘柄 業績が安定していて、大きなうねりを見せるもの、
サヤの変動が規則的でやりやすいもの、同業種で近いものは駄目、
一方が他方に比較してあまり大きく動くものは選ばないほうが良い、
双方または片方が千円以上の銘柄は原則として避ける、
仕掛けている途中で、一方が何らかの材料で突飛な動きを
しそうなものは避ける。

脇銘柄の方はともかく軸銘柄は選定条件がゆるすぎてかなり迷います。

とりあえず、東証一部の中型株でボックス的な動きのものを
ピックアップしてみようと思っています。

それでは今日はこれで失礼します。
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4件のコメントがあります
  • イメージ
    東京228堂さん
    2007/12/15 00:26
    先物取引やFXでのほうがサヤ取りがさかんに
    行われているようです。
    特に先物はこの種の本が多い印象です。
    私はとりあえず株で慣れてみようと考えています。
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    みやまな鉄砲長さん
    2007/12/14 08:04
    >ちょっとわかりづらいですが、買いと売りを同時に行い、その差(サヤ)
    で利益を上げる売買のことです(たぶんこんな感じです)。

    俺はFX取引こんな感じですねー
    (FXはかなり鞘取り派なので、
    回転も速くて心理的には結構安定的で
    円安円高になっても利益が出てますし(*^^)v)
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    東京228堂さん
    2007/12/9 22:56
    こんばんはです。

    ボクも キリンーアサヒ 見たいな感じだと思っていたのですけど、栗山さんのサヤ取りは違うようです。
    この本には載ってなかったのですが、
    この前のオフ会でNTGNさんが言っていた、
    「日経平均より下落していれば買い、
    上昇していれば売り」という売買方法もあるよう
    です。
    こっちのほうが銘柄も基準値も決まっているので
    取り組みやすい気がしています。
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    育成計画さん
    2007/12/9 22:42
    こんばんは。
    着々と研究進んでますね。

    なるほど、あまり近い銘柄も良くないのですか。
    銘柄間のサヤで真っ先に「JAL-ANA」を思いついてしまいました。
    JALは材料が多過ぎるのでそもそも不向きそうですが。

    中電ー東電も近過ぎてダメなんですよね f^ ^;
    中電ショートの東電ロングで、3年後には東電が復活するシナリオ。
    あ、復活も激しい値動きの材料か。
    やっぱり適さないですかね。

    あとはSUMCOー信越化学とか。
    これは実際に今年の夏まではSUMCOロングの信越ショートで、
    秋以降はそれが巻き戻っているように感じました。

    …すみません、思いつきを適当に書きました。
    また、続きを楽しみにしています!