コモディティバブルさんのブログ

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日経大幅安

NYダウの反落や追加緩和によるドル安思惑により、NYダウの下げ幅より大きく下落。
追加緩和が実行されようがされまいが日経にはマイナスだと思っていたが、その通りの結果となっている。
買い越していた外国人もついに売り越しに転じた。
この先、日本の輸出企業の円買い需要により8月中旬くらいは上値は見込めず、しばらく停滞か。
空売りや仕手株地合いとなりそうだ。

本日のレンジは9250-9400。今週1Q決算を迎える銘柄は期待だけで1Q決算後、相当サプライズがない限り、売られる可能性が高い。決算がでる前に売りぬけが懸命。

売買代金が細いことを考えると指数売買しか活発にならないのか。
いわずと知れているが、SQ週の水曜日の下げ確率はほんとにすごい。

中国指標を受けて、上海、香港が昨日の安値から大幅に反発している。
だましかもしれないが、高値圏での大幅反発は何を意味するのか。

香港は完全に戻り売りでよかったようだ。
ソニーの底堅さが見える。今、買う意味がよくわからないが、ソニーの場合、日足ベースでトレンドがまだ崩れていない。
NYダウ先物はもっと綺麗にがっつり落ちるとおもったが、10500台後半で推移。
追加緩和で売り込みもしにくいのか。もし1時間足が25MA上に乗ってくれば、カウンターをくらいそうだ。4時間足をみても、売りに傾いてもおかしくないはずだが、買い支えられているような感じ。

ユーロ売りが広がっている。
最近のユーロ高により、対ユーロで利益確定がでているようだ。
今回のユーロ円の下落は、ユーロドルの下落とドル円の下落が予期しやすかったため、比較的、下落を予想するのは簡単だったのではないだろうか。
ユーロ円は超楽観時の7月下旬もしくは8月初旬の高値から-300pipのボーナスステージとなった。

円高攻めはおそらく金曜日あたりまで続くことを想定している。
ドルストレートが垂れたあとのドル売りには注意したい。
前から何度も言っているが、ユーロ円、ポンド円、豪円の下落はおそらく、ドルストレートとドル円の下落により、想定以上に下落する可能性がある。
たとえば、ユーロ円であれば、ドル円が83.8まで、ユーロドルが1.25レベルまで下落することを想定するとユーロ円は104円台後半にいることになる。
ユーロドルが1.20レベルの安値に並ぶようだと100円割れが意識されることになるだろう。
ユーロドルの安値1.19×83.8=99.722。ユーロ円の最悪の安値は100円割れを想定しておいたほうがいいだろう。
ちなみにポンドルは1.43×83.8=119.834。ポン円は120円割れ。
豪ドルは0.81×83.8=67.878。豪円は68円割れ。
かといって、売り玉をこの水準まで持つことはオススメしない。

もし、この最悪の水準に本当に達する場合、日経は8000円を割れていることだろう。
ちなみにドルストレートが底抜けないことを前提としているので、底抜ければ、これ以上があることを忘れてはいけない。
ここまで下落しないことを願うが、日銀が何もしなければ現実に起こりえる。
こうなってくると今まで買い支えていた年金筋も9200で買わなくなってくる、もしくは買い支えられないだろう。

この円高は直近数年で最後の円高相場だと思うので、9月までの安値どころでは買い姿勢。
日本の財政破綻が意識される4,5年後を見据えた、超円安思惑の超長期ロングを9月頃にとろうと思う。

FX,CFD業界は、2Qもだいぶ売買が盛り上がりそうだ。
お盆休み中の急変動相場は社会人の日中取引も期待できそうである。
7月の売買高は低調な結果が月次ででてくると思うが9月初旬にでる8月の営業益はおそらく上ぶれる。
出来高が5月並。

GSはなお、買い越し。しっかりヘッジしたPUTは大量に利食いし上値のコールと下値のPUTを新規買いしたようだ。上値のコールの買い方が大きいのが目立つ。
8月のSQは9250-9500の間が意識されそうだ。
サプライズで9000円寄りの下値がありえる。

前にポジションをとったことがある9月8000PUTが底値から3倍に。
もっと自分の考えを信じて早食いを治さなければ。
日経はイブニングセッションで7月中旬の下値9160に4回目のアタック。SQ水準である9250を軽く割れてきたということは9000を試す可能性がある。
次の下値は7/1の9070である。

ちなみに9250円付近の攻防は1時間ももたなかった。明日の寄り付きが9200円割れではじまった場合、年金の買いの反応があるかどうか。
まったく買い圧力を感じないような相場になると金曜日あたりは結構、危険な相場になることが想像できる。

85.0台でリバウンドしたとき、下げ余地をわざわざ作ったということは84.8まであると予想していたが、ほんとにそうなってしまった。
84.8で打診ロングを入れていたが84.8をマッハで割れたときは正直ちょっとびっくり。
これは83円台まで円高があることを覚悟しての打診ロングであり、ファンダメンタルでドルが買えないのは100も承知。

水曜日のせいか、円高攻めはこのへんで終了?
まだ下落するかもしれないが、なんとなくリバウンドモードに入った予感。
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2件のコメントがあります
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    円高はおそらく金曜日に日本の実需があるといわれているので、85円台では買えませんね。
    おそらく83円台後半くらいがありえると思います。

    上海、香港も戻り売りなどで乱高下していますね。

    びっくりするくらいの下落が日経にあるとすれば、金曜の夜に仕掛けられて、月曜日でしょう。
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    yoc1234さん
    2010/8/11 11:32
    こんにちは。

    中国の大幅反発は日本にも来そうですね。
    昨日からの予想通りの展開でしょう。
    それにしても、民主党になったとたん株価は暴落。
    円高も止まりません。
    トヨタなどいじめられても手出ししないです。