ヨークさんのブログ

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[マネックス証券] 米国株高を好感し日本市場は反発か


昨日の米国市場は3営業日ぶりに反発となりました。朝方欧州株式市場が上昇していたことを好感して小高く取引を開始すると一時的にマイナス圏まで下落することはあったものの、終日堅調な値動きとなりました。NYダウは取引開始直後から10,600ドル台後半で推移すると、午後3時前には10,700ドル台まで上昇、この日の高値である10,719ドルをつけました。昨日はHPが大きく下落しNYダウの足を引っ張ったものの、10日に市場が注目するFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表を控え様子見気分が強まるなか、その後は大きな値動きは見られず、前日比45ドル高の10,698ドルで取引を終えました。10日に行われるFOMCを控え、市場では様子見気分が強まっています。7月半ば以降、バーナンキFRB議長を代表とするFRB高官が追加の金融緩和策の導入に消極的な態度を示していないことに加え、一部でMBSや国債などの買取りを行うとの観測報道が流れていることで、市場では10日のFOMCで追加の金融緩和策に関する何らかのアクションが示されるのではないかとの思惑が飛び交っています。そのため、FOMCの結果が発表されるまではポジションを取りにくく、市場全体としては薄商いとなりました。本日の日本市場は反発が予想されます。米国株の上昇や為替市場でドル円相場が昨日の大引け時点から円安方向に振れていることが買い安心感につながり、昨日売られた輸出関連銘柄が買われ相場を下支えしそうです。シカゴ市場の日経平均先物の清算値は昨日の大証の終値を75円上回っており、寄り付きから堅調な値動きとなりそうです。ただ、10日のFOMCを控え、本日の日本市場も様子見ムードが強まりそうで、買い一巡後は小動きの展開となりそうです。
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