ぎっくりさんのブログ

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晴耕雨読の今日この頃

 市場の"雨降り"が治まらず含み益が日々目減りしていく
 今日この頃。勉強という名の"現実逃避"で本を読む。

 今回借りた本は
  "ゆうちょ銀行 ~民営郵政の罪と罰~"
   東洋経済新聞社発行  有田哲文、畑中 徹 著

 朝日新聞の特集連載記事を再編集したものらしく、全くの
 新書というわけではないですが朝日は読まないので新鮮に
 読むことができました。
 
 内容は郵便局の歴史とゆうちょ銀行への経過、ゆうちょ
 銀行の問題点を並べ郵政民営化を"否定的"にとらえている。

 金融関係に詳しい方にはたいした内容ではないのかも
 しれないが"素人"の私には金融業の情勢や銀行のビジネス
 モデル、郵政と政治のつながりなど非常に面白く読むこと
 ができた。

 特に西川VS生田の路線対立や竹中平蔵VS生田、総務省と
 米USTRの丁々発止のやりとりは生々しくて読み応えがある。
 "ゆうちょ銀行"のとる拡大路線から見える銀行業、物流業
 生保業の現状と問題を知ることができ、ためになった。
 
 しかし"ゆうちょ"の国債依存度の高さとコンプライアンス体制の
 脆弱さはかなり問題やね~。自分も口座はもっているけど
 残高ないので落ち着く?まで入れないでおこう。
 もしかすると第二の社保丁になるんじゃないかなと...
 "ゆうちょ銀行"含め今後の金融業界の行く末に注目です。

 とにかく少しの間だけですが相場を忘れられました~
 来週も本でも読んで過ごしますかね。

 ところでこの本で農林中金の外国証券投資比率が高いと
 あった。今回のサブプライムは大丈夫だったのだろうか?
 ちょっと気になるなぁ~
2件のコメントがあります
  • イメージ
    くらくらさん
    2007/11/17 19:41
     SPL問題は根深いと思います。
    これから年末にかけて金融関係の決算発表が多くなりますが、ようやく日本での波及の現状が明らかになると思います。しかしかなり現状でもかなり警戒感含みの相場なので、それがどう市場へ影響するか見ものですよね。

     私は最近、うそつき男と泣く女を読みました。かなりおもしろかったですよ。男と女について勉強しました。うんうん。「地図の読めない女と話を聞かない男」の続編です。
  • イメージ
    ぎっくりさん
    2007/11/17 20:46

     くらくらさん早速どうもです!

     一瞬SPLって?と悩んでしました(笑)
     いつのまにかサブプライムローン=SPLになってたんですね。
     SPLによる損失は出尽くしたのかいなか全くわかりませんね~。
     "モグラたたき"みたいなもんでしょうか?
     つぶしてもつぶしてもでてくるみたいな。どこまであるのか?

     「うそつき男と泣く女」って確かアメリカの本でしたよね~。
     確かに男と女についての勉強もしておかないといけないかも。
     最近嫁との衝突が多くて多くて...
     明日、図書館で探してみよかな。
     読んでるところはみせられないけど(笑)
     
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