麦にゃんさんのブログ
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中原さんの資産運用おすすめ
マスコミ等の取材で、毎年のように「20XX年の株価は上がるのか、下がるのか?」という質問を受けます。
2008年は「大きく下がる」、2009年は「わからない」と答えましたが、2010年も「わからない」と答えました。わからない時は、予想株価を求められても無難な予想となってしまいます。
昨年同様、「わからない」と答えた理由は、各国の金融当局がいかにさまざまなリスクをコントロールしていくのか、FRBやECBの対応が適切かどうかを、その都度分析していく必要があるからです。
資産運用で決め打ちは絶対にしてはいけません。予測の精度が高くなったとしても、油断や過信は禁物です。実体経済や金融市場の予測においては、自分の予測が外れた場合のことも考えておかなければなりません。
特に、金融市場を予測し、資産運用を行っている場合は、複数のケースを想定しておく必要があります。メインシナリオといくつかのサブシナリオも考えておくと、いざという時の対応力に大きな差が出るものです。複数のシナリオを頭の中に入れておいて、それぞれのケースになった時の対処方法を決めておくのです。
ここで注意しなければならないのが、最悪のシナリオも考えておく必要があるということです。こうなってほしいという自分の願望は、予測を大きくゆがめてしまうだけでなく、対応が遅れる原因にもなりかねません。
しかし、絶対に起こってほしくはない最悪のシナリオを想定できるのなら、想定した時点で最悪は脱しているともいえます。その対応もすでにシナリオが描けているので、もしもの時にパニックになることもありません。
経済は生きているので、刻一刻と状況が変わります。新しい情報が入ってくるたびに、経済予測にはどうしても少しずつズレが生じてきてしまいます。そのズレを認識して、臨機応変に新しい予測に修正していく。経済予測にはそういった地道な作業も求められているのです。
http://blog.livedoor.jp/asset_station/より転載
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こんにちわ^^
うちの方はメインは大丈夫だけどサブがそうとう足を引っ張っていて大変な状況になりそう(苦笑)
>メインシナリオといくつかのサブシナリオも考えておくと、いざという時の対応力に大きな差が出るものです。複数のシナリオを頭の中に入れておいて、それぞれのケースになった時の対処方法を決めておくのです。
メインもサブもいかれましたOrz