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G5 8日 驚かない

2009年07月03日
G5で基軸通貨ドルの議論行われても驚かない=外務省経済局長
 [東京 3日 ロイター] 8日からイタリアで行われる主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で日本のサブシェルパを務める外務省の鈴木庸一経済局長は、
ロイターとのインタビューに応じ、サミットと同時に開催される中国など新興5カ国(G5)会議で、基軸通貨としてのドルをめぐる議論が行われても
驚かないとの見方を示した。
 ただ、基軸通貨ドルを主要国で支えるのが日本の立場だとして、日米など主要8カ国(G8)とG5の間で、
基軸通貨をめぐる議論が行われることは想定していないとしている。 
 サミットではG8会議のほか、ブラジルとインド、メキシコ、南アフリカ、中国のG5首脳会議、G8とG5の拡大会合などが予定されている。
インタビューの詳細は以下の通り。 
 ――準備通貨について、サミットでの議論の見通しは。
 「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)首脳会議の際も話題となったし、G5が集まれば議論があっておかしくないと思う。
実際にどういった議論が行われるかは明らかでない。ドルの下落は中国やロシアのように、ドル建てで資産を維持している国には大きな問題。
資産価値維持のために、基軸通貨としてのドルの役割についての議論が行われても、驚くにはあたらない」
 「G5で(基軸通貨について)話す可能性はあるが、G8とG5の間で議論が行われることは想定していない」 
 ――日本のスタンスは。
 「現実問題としてドルに代わる基軸通貨を作るのは難しいと思っている。ドルのように自由に交換が認められ、
広く流通している通貨に代わるものを急に作るのは現実的でない。むしろ、中国やロシアの懸念に答える上でやるべきことは、
基軸通貨ドルを主要国で支えていくことではないか、というのが日本の立場だ」
 「資産価値の維持という意味では、国際通貨基金(IMF)が初めて債券を発行して中国やロシアが引き受けたことが、
ドル基軸通貨を補強して懸念に答えるという、ある意味でひとつの答なのかもしれない」
 「IMFの特別引き出し権(SDR)を基軸通貨にするのは現実的ではない。SDR建て債券を発行して資産の一部を運用することで、
ロシアや中国の懸念に答えていくのが現実的だと思う」 
 ――「ドルを支える」とは。
 「別の基軸通貨を作るような構想はドルを弱めることになるので、各国のためにならない。ドルの価値の問題は、根本的には世界経済の不均衡をどう改善するか、
どうバランスするかということ。ドル価格の変動(要因)のひとつには投機的な動きがあるが、根本的な部分は大幅な黒字を抱えている国と、
米国のような赤字国の間でマクロ経済の不均衡が長く続いていることにある。それを是正することが必要だ」  
 (インタビュアー:西川洋子)

日本のスタンスはやはり米国のポチである事か?日本ももう支える立場ではないけど。来週水曜日にインフレ懸念が起きなければ良いが
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2件のコメントがあります
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    アジアさん
    2009/7/4 10:33
    yoc1234さん おはようございます
    コメントありがとう!
    来週はSQにこんへんも意識されるかと思い書きました!
    中国よりもロシアがまた言うかも
    資源価格 商品価格、世界的な雇用悪化でインフレ懸念は後退しているので 資源価格などが下がるとロシアが深刻に
    なるので・・・・
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    yoc1234さん
    2009/7/4 09:49
    おはようございます。

    中国も日本もお金を貸している国の通貨が下がれば大損になるので、今は黙っていればいいのでは、インフレ懸念は来年以降になるでしょうが、そのときはドル高になり儲かるでしょう。ドルも80~150円ぐらいのレンジで動くと思っていればなんともない。