風雪流れ旅というと、北島三郎ですが、あえて、これにしました。それは、この方が、よいのではと思ったからです。
高橋竹山は、目が見えなくなり、三味線を習い、青森、北海道の各地の家々回り、そこで、僅かな礼金や、お椀に入れた米などを貰い、何とか命をつないできた。「風雪の中でのさまよい」と言ったものである。
これは、芝居風に制作されたが、東京の歌舞伎座での興行での、代々と、親から襲名された、役者よりはよい。それは、この襲名した役者の演技が、全く駄目だというのである。歌舞伎座に、よく通っている人には、わかるのである。この役者は、若い時から、いろいろ言われてきた。酒癖が悪くて、喧嘩をしたりであった。
それならば、田舎臭くて、どさ周りのこの方が、はるかに、よいと、思っている。
風雪ながれ旅 高橋竹山物語
https://www.youtube.com/watch?v=nDtplgLu9ik&t=347s
前橋にも、小生の小さい頃、歌舞伎の一座があった。村の神社の落成には、竹で作った舞台で、歌舞伎を見たことを、憶えている。