18.移動平均線を使いこなす

ひとこと解説
  • 「5日移動平均線」、「25日移動平均線」、「50日移動平均線」などがある
  • 移動平均線は複数の線を使うことで次のトレンドが把握できる
  • ゴールデンクロス・・・「買いシグナル」
  • デッドクロス・・・・・「売りシグナル」
詳しく解説

株式投資、その中でも特に短期的な株の売買で利益をあげたい場合に、チャートをみて株価がどの水準にあるのかを確認することが重要です。株価水準を的確に知ることで今後の値動きを予測することができるからです。この株価水準を知るためにチャート上では「移動平均線」というテクニカル指標が利用されます。

移動平均線は知名度が高く多くの投資家に実際に使用されているため、移動平均線を使用した売買ポイントの通りに株価が動くことが多いです。そのため移動平均線を正しく理解することは勝てる投資家への第一歩だと言えるのです。

もちろん、みんなと同じ程度に移動平均線の知識をいれているだけでは、群を抜く投資の成果を上げることはできません。そのため、この記事では初心者があえて難しく感じるような応用的な知識も取り入れています。そこまでを理解してはじめて投資で確実な成果を出すことができると考えているからです。もちろん、移動平均線を利用する際の注意点も解説します。

移動平均線の超基本的な知識から一般的な売買のポイント、そして実践で大きな力を発揮する移動平均線の応用的な使い方までを解説していきます。全てを吸収して自分の投資に活用してください。※当記事は短期投資(数日から数週間程度の売買)で利益を上げることを目的に作成されています。そのため移動平均線に関しては日足チャートにおける移動平均線に焦点を当てています。なおデイトレードに関しては記事の最後に参考として移動平均線との関係を記載しています。

下記目次クリックで各項目へとジャンプします

移動平均線とは

移動平均線とは、一定期間の株価の平均値を線としてつなぎ合わせた指標。一般に株価チャートを見るとローソク足(株価の動きをグラフ化したもの)のならびにあわせるように2本もしくは3本の線が絡むように配置されています。

下記チャートは日足チャートに絡む移動平均線です。ローソク足に線が何本か絡んでいるのが見えるはずです。

移動平均線を利用すると株価に関する次のようなことを知ることができます。

  • 現在の株価が一定期間の平均に比べてどの程度の位置にあるのか
  • 株価の流れはどうなっているのか(上昇か下落か、もしくは横ばいか)
  • 株価の流れが変化したかどうか

のちの項目でも解説しますが、これらを知ることで株価の値動きについての予測が立ちます。

株価の値動きは基本的にはランダムですが、平均値と今の株価を比べてみることで、そこに一定の法則を見出すことが可能となります。チャートを使うテクニカル分析においては、株価の今後の値動きを多少なりとも予想しようとして移動平均線を使用するのです。

多くの投資家が移動平均線の動きに合わせ株価の売買を行うことから、一般的な売買サインとなっている場面では、その通りに株価が動くことも多いです。そのため、一般的に知られている移動平均線の売買サインをまずは知っておくことが大事です。その上で、応用的な移動平均線の使用法と注意点を知っておいてください。

移動平均線の計算と作成方法

移動平均線をより深く理解するために、移動平均線(※単純移動平均線)がどう計算され作られるのかを確認しておきましょう。

例として5日移動平均線を作ってみます。移動平均線の計算には株価の終値(日足チャートであれば、1日の終わりの株価)を用います。

ある企業の6日間の株価の終値が次の数値だったと仮定します。

1日目100円
2日目110円
3日目105円
4日目110円
5日目115円
6日目118円

最初の5日間(1日目から5日目)の終値の平均値を出します。
(100+110+105+110+115)÷5=108

チャート上の5日目の位置の108円の場所に点が置かれます。次に1日ずらした5日間(2日目から6日目)の終値の平均値を出します。
(110+105+110+115+118)÷5=111.6

チャート上の6日目の111.6円の場所に点に置かれます。今チャートの上には2点が置いてある形になっていますが、これをつなぐと線ができます。これが移動平均線です。この線は、108円の次に111.6円となっているため、上昇傾向にある線となっているはずです。あとは7日目、8日目・・・と同じ作業を繰り返していけばより長く5日移動平均線が出来上がっていきます。

線の形をみることで日ごと(もしくは週ごと、月ごと)の終値の平均値が上がっているのか、下がっているのかを一発で把握することができます。日足チャートの25日移動平均線や週足チャートの13週移動平均線なども同じように期間をとって計算され移動平均線が作成されます。

移動平均線の期間別の種類

移動平均線には期間別にわけると次の3つの種類があります。

  • 日足チャートにおける移動平均線
  • 週足チャートにおける移動平均線
  • 月足チャートにおける移動平均線

数日から数週間程度の株の短期の売買の場合には、日足チャートもしくは週足チャートを使用することがほとんどなため、ここでは日足と週足の移動平均線について解説をしていきます。日足チャート(5日、25日、75日で期間をとることが多い)、週足チャート(13週、26週)、月足チャート(9ヶ月、24ヶ月)※一般的なチャートツールの場合には期間は設定によって自由に変更することが可能です。慣れてきたら、いろいろな期間で移動平均線を設定してデモトレードで試してみるとよいでしょう。

#01 日足チャートにおける移動平均線の種類

日足チャートにおいては下記の3種類を覚えておきましょう。チャート上では3本の線がローソク足に絡んでいます。

  • 5日移動平均線(緑)
  • 25日移動平均線(紫)
  • 75日移動平均線(赤)
#02 週足チャートにおける移動平均線の種類

週足に関しては以下の2つをおぼえましょう。なお週足の移動平均線の場合には短期投資というよりは中長期目線の投資での利用に向いています。

  • 13週移動平均線(緑)
  • 26週移動平均線(紫)
#03 月足チャートにおける移動平均線の種類

短期投資ではほとんど使いませんが、参考までに下記2つを覚えておいてください。

  • 9ヶ月移動平均線(緑)
  • 24ヶ月移動平均線(紫)
移動平均線の2つの見方

移動平均線の見方には大きく分けて次の2種類があります。

  • 移動平均線と株価の位置
  • 移動平均線の向きからわかる株価の流れ
#01 移動平均線と株価の位置

最初に現在の株価が移動平均線の「上にあるか下にあるか」を見ます。これによって現在の株価が投資家によって買われているのか、売られているのかを確認することができます。

例えば5日移動平均線により株価が上にある場合には5日間の平均よりも株価が買われているということを示し、短期的には買いの勢いが強くなっている状態といえます。

同じように25日移動平均より株価が上の場合、中期目線で株価が買われている状態、75日移動平均線よりも株価が上にある場合には、長期目線で株価が買われている状態といえます。

逆に移動平均線より株価が上にあった状態が下へと転換した場合には、株価が売られ始めていることを示しています。

短期の移動平均線である5日移動平均線の場合には株価と上下が入れかわることが頻繁にありますが、25日移動平均線や75日移動平均線の場合に株価が下へと入れ替わるときには株を買っている投資家にとっては警戒が必要だといえます(株価の売りが長引く可能性が高い)。

#02 移動平均線でわかる株価の流れ

移動平均線は株価の流れ(トレンド)をみるのに向いています。

特に日足チャートの25日移動平均線と75日移動平均線(中期移動平均線)は、その流れが上下どちらを向いているのかによって株価の強弱を把握することが可能です。一般的には25日移動平均線のような中期線が上昇傾向にあるときには株価は買われている、逆に下落傾向になるときには株価は売られていると判断できます。スイングトレードなどの短期取引でも買い目線でいくか、売り目線でいくかのスタンスを決めるのに役立ちます。

移動平均線でわかる絶好の売買ポイントの探し方

移動平均線を売買に活用するうえで有名かつ効果的なものに下記の3つがあります。

  • 移動平均かい離率
  • グランビルの法則
  • ゴールデンクロスとデッドクロス
#01 移動平均かい離率とは

株価がインパクトのあるニュースによって移動平均線から大きく離れる(かい離する)時があります。株価は移動平均線からあまりにも離れすぎると、株価の行き過ぎを調整しようとして移動平均線へと再び近づいていくことがあります。その自律的な調整を利用して株の売買で利益を上げることが短期投資の一つの手段として確立されています。

例えば買った株を数日間で売ってしまうスイングトレードにおいては下がり過ぎた株式を買って、一時的に上昇したところを狙って株を売る「逆張り」という手法があります。この手法を使用する時にも移動平均線のかい離率が利用できるのです。ただ、注意点があります。それは、個別銘柄と日経平均株価のような指数では、移動平均線からのかい離の傾向が異なるということです。

  • かい離率と個別銘柄の関係

    個別銘柄の場合には、かい離率も大きな数値となることが多いです。特にマザーズのような新興系企業の場合は、25日移動平均線からのかい離がマイナス20%以上になることも珍しくはありません。 2016年11月30日現在で25日移動平均線からかい離率がマイナス10%を超えて落ちている企業の数は31社あります。(※調べ方はヤフーファイナンスの株式ランキングのテクニカル関連ランキングの中の高かい離25日マイナスを選択すること)

    アメリカ大統領選が通過して一息ついた今の相場では株式市場が上昇傾向にありますが、個別銘柄には一定数の「下げている銘柄」があるということになります。逆に言えば相場全体が上げ調子の時に、移動平均線からマイナス方向へと傾いている企業は注意が必要です。特に個別銘柄に悪材料(悪いニュース)が出ているときには、株価が一方的に下落し続けることもあります。チャート上は大きく下落して安くなったと思えても、業績が大きく下方修正された場合や粉飾決算のような企業の上場維持が危ぶまれるような場面では、移動平均線は無視されることがあるのです。同様に企業の業績に良い影響を与えるニュースがでた場合、連日ストップ高(1日の値幅の上限まで株価が買われること)となることもあり、やはり移動平均線は関係なくなります。

  • かい離率と日経平均株価の関係

    一方で、日経平均株価のような株価指数の場合には移動平均線が使用できる場合があります。これは個別銘柄と異なり、日経平均株価が225銘柄の株価から算出された平均株価であることが理由となっています。株価指数として平均化されているため個別銘柄とは異なり、堅い値動きをするのです。そのため日経平均株価は暴落したとしても、25日移動平均線からの下落がマイナス8%~マイナス10%程度となることが多いです。逆に言えばそこまで株価が下がってくると、絶好の株価の仕込み場になることがあります(ちなみに日経平均株価が数日という短期間で10%近く下げるというのはインパクトのある下げである場合が多いです。) 個別銘柄だけなく、株価指数のかい離率にも気を配っておくとよいでしょう。

#02 グランビルの法則〜移動平均線を使った古典的な売買タイミング

移動平均線と株価の位置に着目し、株の売買タイミングを測る有名な法則としてグランビルの法則があります。この法則は、移動平均線の流れに対して株価が接近した時や離れた時に買いなのか、売りなのかを示してくれるものです。わかりやすいように図で確認してみます。

赤い番号付きの丸が買いの場面、グレーの番号付きの丸が売りの地点です。

買い(赤い丸)
  • 移動平均線を株価が上抜いたら買い
  • 株価が再び移動平均線の下へ抜けるもその後切り返して移動平均線の上へ出たら買い
  • 株価が下がってきて移動平均線へと接近したのち再上昇で買い
  • 移動平均線から株価が大きく離れたら買い
売り(グレーの丸)
  • 移動平均線から株価が大きく離れたら売り
  • 移動平均線を株価が下抜いたら売り
  • 株価が再び移動平均線の上へ抜けるもその後抜けきれずに移動平均線の下へ出たら売り
  • 株価が上がってきて移動平均線へと接近したのち再下落で売り

グランビルの法則は、一見すると複雑に見えますが、簡単に言えば移動平均線に対して株価の位置が近づく、離れる、交差する、3つの点で買いか売りを仕掛けるというもの。主にスイングトレードなどの日をまたぐ短期取引においては必須の知識といえます。位置関係を確認して実戦で使用することで少しずつ頭の中へ入れていきましょう。

#03 ゴールデンクロスとデッドクロス

売買のタイミングを測るためのサインとして、ゴールデンクロスとデッドクロスと言うものがあります。ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へとクロスしたタイミングで買いサインというものです(下記画像向かって左。点線が短期移動平均線)。一方で、デッドクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へとクロスしたタイミングで売りサインというものです(下記画像向かって右。短期移動平均線)。

こう見ると、さきほどの『グランビルの法則』の交差で売買の法則に似ているように感じます。しかし、『グランビルの法則』の方は「株価と移動平均線の交差」、ゴールデンクロスやデッドクロスは「移動平均線と移動平均線の交差」のことなので、勘違いをしないようにしましょう。

さて、このサインは確かに有名なのですが、実際の使用には注意すべき点があります。短期売買に関しては、株価の動きが激しいと移動平均線と株価のクロスが頻繁に発生してしまいます。そのため、ダマシ(売買サイン発生に見えるニセのシグナル)がおきることがあります。そんな時にはクロスしたと見せかけて結局クロスせずに終わることも多いため、例えばゴールデンクロスしたと考えて株を買ってしまった場合に、その後株式は上昇せずに下落もしくは横ばいになることもあります。

ゴールデンクロスやデッドクロスを利用する場合に、ダマシにひっかかったと判断したなら素直にいったん仕切り直し(いったん損失を確定させる)をしましょう。逆に、ゴールデンクロスやデッドクロスによって株の上昇や下落の流れに乗れた場合には、利益をできるだけ伸ばすようにするとよいでしょう。おすすめの応用的な利用法としては、ゴールデンクロスをする前に株を仕込んで、思惑通りクロスをしたら株を売るのではなく、新たに株を買い増しして利益をのせていくという方法があります。

上記が図説です。

黒い矢印地点で株を仕込んでおいて、クロス後オレンジの矢印で株をさらに買い増しするということになります。クロスが失敗しても、先に仕込んでおいた株式に利益が乗っているため、それほど落胆せずに失敗を受け入れることができるはずです。なおゴールデンクロスやデッドクロスをした銘柄を目視で探すのは大変な労力を必要としますが、下記サイトでは5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスした銘柄をデータで知ることができます。

移動平均線でわかる絶好の売買ポイントの探し方

デイトレ(デイトレード)は1日の株の値動きを利用して売買を繰り返すトレードのことを指します。基本的には1日の値動きを見て取引をするように思えますが、やり手の投資家は取引前に日足の移動平均線を見て次の日のデイトレの売買スタンスを決めることがあります。大別すると以下の2点となります。

  • 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス
  • 25日移動平均線のかい離から決定するデイトレの売買スタンス

日足の移動平均線はスイングトレードでおもに利用するものですが、実はデイトレにも活かすことができるのです。具体例を見ていきましょう。

#01 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス

通常を株価のチャートをみると5日移動平均線と株価を示すローソク足が下記チャートのように絡み合って動いていることがわかります。短期的には、5日移動平均線より株価が上にあるときにはその株式に買いが入っている、逆に下にあるときにはその株式に売りが入っていると考えることができます。下記チャートをみてください。5日線(緑の線)よりローソク足が下にあるときには、下落のローソク足(青)が多くなっているはずです。

5日移動平均線を前日に確認して今の株価が上にあるか下にあるかを知っておくだけで、翌日の売買スタンスをどちらにするのか決めることができます。

#02 25日移動平均線からのかい離から決定するデイトレの売買スタンス

株価が一時的に大きく25日移動平均線からかい離する場合があることは前述のとおりです。特にその株式に大きなニュース(材料)が出たときには株価は一時的に25日間の株価の平均から数十%程度かけ離れて値段が決まることも多いです。そんな時には、一時的にデイトレでリバウンド(株価の反発)を狙うことができます。株価は上がったり下がったりしますが一方方向へと動き続けることはあまりなく自律反発という現象が起きます。その際には、一時的に大きくリバウンドすることがありますので、そのタイミングをデイトレで狙うのです。移動平均線より株価が大きく離れて下がったら買い目線、逆に大きく離れて上がったら売り目線とスタンスを決めてトレードにのぞむことができます。このように、日足のチャート上にある移動平均線をデイトレのような超短期の売買にも利用することができるのです。参考までに覚えておいてください。

移動平均線を利用するときの注意点

移動平均線はテクニカル分析の代表的な指標ですが、絶対的な指標ではないことを頭に入れておきましょう。その上で、次の点に注意するようにしてください。

  • 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること
  • ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること
  • 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること
#01 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること

売買のスタンスとは、取引の際に買いの目線でいこうか売りの目線でいくかを決めることをいいます。まず移動平均線はこのスタンス決めにもっとも向いています。売買のタイミングを知るためにも使用可能ですが、はじめに移動平均線を利用するときには売買スタンスを決めることから入るようにしましょう。

#02 ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること

さらに移動平均線には売買のポイント(タイミング)を知る機能があります。ただし、売買のタイミングをはかるのは移動平均線のみの利用では心もとなく、ほかの指標を組み合わせて使うことで精度を強化する必用があります。指標は自分が使いやすいものを組み合わせるべきですが代表的なものに以下の指標があります。

  • 信用評価損益率(信用取引で個人投資家の損益がどの程度かを見る指標)
  • 出来高(株式の売買量)

チャートの下の方を見ると、緑のまるで囲まれた部分があります。株価が大きく下落して25日移動平均線からかい離した地点(矢印地点)の出来高になります。ほかの出来高よりも明らかに線量が多いことが分かりますが、これはセリングクライマックス(売りの最高潮状態)といえる現象です。

応用的な知識となりますが、移動平均線から大きく離れた状態に株価があるときには、出来高増加などの指標を組み合わせてみてみることをお勧めします。また日経平均株価と移動平均かい離率の関係(前述)でもマイナス10%程度が絶好の買い場になるとお話をしました。そこに信用評価損益率という数値を取り入れるとさらに信頼度は高くなります。

  • 日経平均株価の25日移動平均かい離率(マイナス10%)
  • 信用評価損益率 買い方(マイナス15%程度)

この組み合わせを試してみるとよいでしょう。※信用評価損益率は松井証券のネットストック投資指標により無料で確認することができます。

#03 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること

これも重要な注意点です。移動平均線とはあくまで株価をテクニカルに測定して算出したものなので、移動平均線だけをみて株価が上下する理由を知ることはできません。移動平均線に対して株価が大きく動き売買チャンスだと思えても、いったん思いとどまってその動いた理由を自分で調べてみることも大事です(特に個別銘柄の場合)また移動平均線による買いのシグナルが出現したとしても、一時的なニュースによるものである場合もあります。

移動平均線をより精度高く使用するためには、移動平均線と株価がどうしてそのような位置にあるのか理由を確認する作業を怠らないことが大事なのです。その癖をつけることで、手を出すべき局面なのか、そうでない局面なのかを判断できる投資家になるはずです。

まとめ

短期投資においては株価の短期的な上下を先回りして予測して売買することが「基本のき」になります。株価の流れや株価の強弱(買われているか、売られているか)を判断するためのテクニカル指標なのです。

本記事で紹介した知識は、一般的なものと応用的なものありますが、一通りおさえておくと実戦でも役立つ場面が出てくるはずです。また実際に投資の経験を積んでみると自分が投資をする際に利益につながる移動平均線のオリジナルの使用法も見つかるはずです。

移動平均線を活用して、投資で最大限の成果をあげられるように祈っています。

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