セキチューの第１四半期は利益率改善で営業利益２ケタ増益

　セキチュー<9976.T>は２８日取引終了後、１７年２月期の第１四半期（２月２１日～５月２０日）単独決算を発表し、売上高は８５億６００万円（前年同期比０．８％減）、営業利益は２億９８００万円（同１２．２％増）、最終利益は１億９０００万円（同５．４％増）と営業利益は２ケタ増益だった。

　ホームセンター事業は、他業種との顧客獲得競争激化もあり、売上高では前年同期を下回ったものの、主に新規商品の導入や在庫管理の徹底による値下げ・廃棄ロスの削減により利益率が大幅に改善された。また、不動産事業も、前年度に新規誘致したテナントの収入などが業績向上に貢献した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高３３５億円（前期比０．８％増）、営業利益７億５０００万円（同６．５％増）、最終利益５億円（同４．６％増）を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）