シーイーシーが大幅３日続伸、１８年１月期２ケタ営業増益と増配予想を好感

　シーイーシー<9692.T>が大幅３日続伸。前週末１０日の取引終了後、１８年１月期の連結業績予想を発表しており、売上高４６５億円（前期比５．７％増）、営業利益３７億５０００万円（同１３．２％増）、純利益２４億５０００万円（同６．２％減）と２ケタ営業増益を見込んでいることに加え、年間配当を前期比５円増の４０円としていることも好材料視されているようだ。

　製造業の工場自動化などを支援するスマートファクトリー事業が伸長したことに加えて、ＣＲＭ・ＥＲＰ分野における日本マイクロソフト（東京都港区）との連携ビジネス「Ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｔ」（コンバージェント）の推進、オフィスセキュリティーソリューション「ＳｍａｒｔＳＥＳＡＭＥ」（スマートセサミ）シリーズの官公庁・自治体導入によるさらなるシェア拡大に注力したことなどが奏功した。

　なお、１７年１月期決算は、売上高４３９億７６００万円（前の期比２．９％増）、営業利益３３億１１００万円（同１．７％増）、純利益２６億１２００万円（同２．０倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）