ワイヤレスＧは後場急落、１７年１２月期５割近い営業減益を嫌気

　ワイヤレスゲート<9419.T>が後場急落し、一時、前週末比２０５円安の１５０２円まで売られている。前引け後に発表した１７年１２月期の連結業績予想が、売上高１３０億９７００万円（前期比７．０％増）、営業利益６億５０００万円（同４８．０％減）、純利益３億３６００万円（同５１．５％減）と５割近い営業減益を見込むことが嫌気されている。

　ワイヤレス・ブロードバンド事業が引き続き堅調に推移すると見込まれることから、増収を見込むが、ワイヤレス・ビジネスドメイン事業の本格的な業務展開に伴う費用や、ワイヤレス・ブロードバンド事業における新サービス開始に伴う一時的なコストや顧客獲得コストなどの増加を見込み、営業利益以下は減益を見込む。

　なお、同時に発表した１６年１２月期決算は、売上高１２２億３９００万円（前の期比８．２％増）、営業利益１２億５０００万円（同１７．４％増）、純利益６億９３００万円（同１．４％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）