日本ＢＳ放送が軟調、２月中間期営業利益は計画上振れも全般相場にツレ安

　日本ＢＳ放送<9414.T>が軟調。５日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１６年９月～１７年２月）単独決算は、売上高５４億８００万円（前年同期比１０．４％増）、営業利益１１億８９００万円（同０．４％増）、純利益８億１３００万円（同１．４％増）となり、営業利益は従来予想の９億６５００万円を上回って着地したが、この日は全般相場が下落していることもあって、これにツレ安する格好となっている。

　売上高は話題の作品にこだわったアニメ、ドラマ編成が寄与し２ケタ増となった一方、タイム収入やスポット収入が若干の計画未達となり計画を下回ったが、番組関連費用や広告宣伝費用を効率的に使用したことが寄与したという。

　なお、１７年８月期通期業績予想は、売上高１２０億円（前期比１７．５％増）、営業利益２２億円（同４．３％増）、純利益１４億６０００万円（同横ばい）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）