■注目銘柄:【売り】日本郵船㈱(9101)
海運大手で売り上げは国内首位。
陸空運を強化しており、傘下に郵船ロジスティクス、日本貨物航空を有する。
■注目理由
4月28日に決算を発表。
平成29年3月期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)の業績は、売上高△15.3%と減収、親会社株主に帰属する当期純利益は△2657億円となった(前期は182億円の黒字)。
併せて、第4四半期の同利益は△396億円(前年同期は△45.8億円)に赤字幅が拡大、売上営業利益率も前年同期の0.4%から△0.5%に悪化しており、やや苦戦しているようだ。
同社株を5月末に購入し6月末に売却した場合の成績を調べてみたところ、1990年3月から2017年4月までで勝率は25.93%、平均損益率は-2.81%となった。
勝率が50%を割り込み、平均損益率もマイナスだったことから、同社株は6月株式市場において下がりやすい傾向があると言える。
今の時期に同社株を購入検討している方は、あらかじめ注意しておく必要があるだろう。
また25日終値時点でPER70.61倍と割高感があり、空売りできない場合も利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。
陸空運を強化しており、傘下に郵船ロジスティクス、日本貨物航空を有する。
■注目理由
4月28日に決算を発表。
平成29年3月期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)の業績は、売上高△15.3%と減収、親会社株主に帰属する当期純利益は△2657億円となった(前期は182億円の黒字)。
併せて、第4四半期の同利益は△396億円(前年同期は△45.8億円)に赤字幅が拡大、売上営業利益率も前年同期の0.4%から△0.5%に悪化しており、やや苦戦しているようだ。
同社株を5月末に購入し6月末に売却した場合の成績を調べてみたところ、1990年3月から2017年4月までで勝率は25.93%、平均損益率は-2.81%となった。
勝率が50%を割り込み、平均損益率もマイナスだったことから、同社株は6月株式市場において下がりやすい傾向があると言える。
今の時期に同社株を購入検討している方は、あらかじめ注意しておく必要があるだろう。
また25日終値時点でPER70.61倍と割高感があり、空売りできない場合も利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。