サカイ引越が後場下げ幅を拡大、９月中間期２ケタ減益を嫌気

　サカイ引越センター<9039.T>が後場下げ幅を拡大している。午後２時２０分ごろに発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算が、売上高３８２億１６００万円（前年同期比５．８％増）、営業利益３３億７８００万円（同１３．７％減）、純利益２１億１２００万円（同１８．３％減）と２ケタ減益となったことが嫌気されている。

　作業件数が前年同期比１万５５５０件増の３６万７２５１件となったことで売上高は伸長したものの、ＳＤホールディングスの子会社化に伴う仲介手数料の支払いや、ＳＤホールディングスおよび子会社３社の損益を連結したことに伴うのれんおよび契約関連無形資産の償却費が発生したことから減益を余儀なくされた。

　なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高７６２億４４００万円（前期比４．０％増）、営業利益７１億７４００万円（同５．７％増）、純利益４１億５３００万円（同３．９％減）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）