【買い】アルデプロ：大きな上窓開け＋勝率68%の買いシグナル

【要旨】

9月16日は上窓を開けた大幅下落。急上昇前の水準を切る展開が続いていますが、チャートの形は統計的にも買いが優勢の状況なため、反発に期待です。ここは上手く指値注文で仕掛けたいところ。

【株式会社アルデプロとは？】

不動産業。中古マンション・社員寮などの再生・再販を手掛ける。法人向け投資物件が主力。

【最近のトピック】

9月11日に決算を発表。14年7月期の連結経常損益は赤字からの急浮上となり、15年7月期は前期比23.9%増となる見通しとなりました。

【どんな値動きをしているの？】

好材料を前に、9月12日は日中に急上昇。一時は株価は274円にまで上昇しました。一方で、その日のうちに勢いは急激に薄れ、反落。9月16日には、大きな上窓を開けつつの大幅下落となりました。

【ここがポイント！】

2000年〜2014年のチャートの形状を分析、その中でも買い材料となったポイントを２つご紹介します。
(1) 大きな陰線
9月16日は、前日比-10.86%もの大幅下落。この勢いはやや過剰で、統計的に見ても短期的に買いが優勢の状況です。
(2) 大きな上窓開け
同日は、大きな上窓を開けており、今後の窓埋めが期待できます。統計的に見ても短期的に買いが優勢です。

【まとめ】

以上の理由より、ここは短期的な反発を期待して「押し目買い」で攻めましょう。

【留意点】

統計的に優位ではありますが、続落となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。

【統計解析の結果の概要】

利用した戦略：上昇トレンド押し目買い
検証期間：2000年1月4日～2014年9月16日
取引回数：2252回
対象市場：東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ
売買手法：寄指（直近安値）買い→引成売り
勝率：68%
勝ちトレード平均利益：+6.3%
負けトレード平均損失：-5.2%
平均損益率：+2.6%