日神不が大幅続伸、建設事業が計画上回り１７年３月期業績予想を上方修正

　日神不動産<8881.T>が大幅続伸し、１月５日に付けた年初来高値４１６円を約１０カ月ぶりに更新している。７日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を８００億円から８２５億円（前期比１３．７％増）へ、営業利益を４１億円から５２億円（同０．２％増）へ、純利益を３０億円から４５億円（同１６．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　主に建設事業の売上高が想定を上回っていることに加えて、連結納税制度の適用による減税効果により純利益が上振れる見通しだという。また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定していた期末一括配当を１２円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３４５億３８００万円（前年同期比１３．８％増）、営業利益２４億２８００万円（同５４．９％増）、最終利益２２億４４００万円（同２．７倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）