• 通期経常利益計画を3.9％上方修正
• 3Q累計売上高は4％増と連続で過去最高を更新！
• 3Q累計最終利益は13％増と連続で過去最高を更新！

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　三井不動産 <8801> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.3％増の1997億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2550億円→2650億円(前期は2653億円)に3.9％上方修正し、減益率が3.9％減→0.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1005億円→1105億円(前年同期は1450億円)に9.9％増額し、減益率が30.7％減→23.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→72円(前期は62円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.2％減の453億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.4％→12.3％に低下した。