【買い】野村ホールディングス㈱（8604）3Q決算は絶好調で強気相場示す「雲」を上抜け。さらなる値上がりに期待= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】野村ホールディングス㈱（8604）

東京都中央区に本社を置く日本最大の投資銀行・証券持株会社。
株式会社大阪野村銀行（現りそな銀行）の証券部から分離して設立され、のちに本店を東京に移転した。

■注目理由
1月31日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期（平成28年4月1日～平成28年12月31日）の業績は、収益合計△5.3％と減収ながら税引前四半期純利益+35.5％と増益に着地。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引前利益も前年同期比+85.9％の959億円に拡大しており、好調だ。

1月31日に発表された3Q決算は、特にアセット・マネジメント部門において運用資産残高が過去最高を更新、海外ビジネスは全地域が黒字化し、米系証券会社が同社の目標株価を530円から750円に引き上げたことなどが支援材料となった。
10-12月期の四半期純利益について、コンセンサスは530億円程度だったが前年同期比で約+99％増となる703.46億円となっており、大幅に上回る着地が好感されている模様だ。（出典：2017年2月1日　フィスコ）
2つの先行スパンに挟まれた上値抵抗帯を上抜けとなる、一目均衡表の「雲」上抜けが見られることから、強い上昇相場が継続すると考えられる。
また2月1日終値時点でPBRは0.91倍となっており、割安感がある。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。