【買い】㈱みずほフィナンシャルグループ（8411）25日移動平均を下値支持線にさらなる上昇期待。ドイツ銀急落の余波受けるも影響は一時的か= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】㈱みずほフィナンシャルグループ（8411）

日本の銀行持株会社。
三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループとともに、三大メガバンクの一角を占める。
2003年設立、本社所在地は東京都千代田区。

■注目理由
7月29日に決算を発表。
17年3月期第1四半期（4-6月）の業績は売上高2.0％減、経常利益27.2％減となっており、やや苦戦しているようだ。

欧州における住宅ローンの不適切販売を巡って米司法省から巨額の和解金支払いを求められたドイツ銀行の株価が急落

した。これを受け、米国株市場でも銀行株の下げが全体相場の足を引っ張った。この負の連鎖は東京市場にも及んだ。

27日時点で三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなど

メガバンクなどが軒並み3日続落と下値模索の展開となっている。（出典：2016年9月27日　Kabutanニュース）

一方でチャートを見ると、株価は25日移動平均を一時下回ったがこの移動平均はなお上昇中であることから、地合は強

い状況が続くと考えられる。近いうちのリバウンドに期待だ。

また、9月26日終値時点でPERは7.52倍、PBRは0.56倍となっており、割安感がある。
予想配当利回りが4.30％と高い点も魅力だろう。
10月の投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。