三菱ＵＦＪなどメガバンクは安い、ＳＭＢＣ日興は「銀行株反発は短期リバウンドで終わる」と◇

　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.Ｔ>などメガバンクが安い。前日のＮＹダウは１５８ドル安と大幅続落し、バンク・オブ・アメリカやシティグループなどが下落した。東京株式市場でもこの流れを受け、大手銀行株には売りが先行している。

　ＳＭＢＣ日興証券は６日、「銀行株の反発は短期リバウンドで終わる」と指摘。三菱ＵＦＪのレーティングを「１」から「２」に引き下げ、目標株価を８１０円（従来８３５円）に見直した。直近の金融データの弱さから米長期金利の上昇継続は難しいことや、日銀金融政策の引き締め方向への変化は期待しにくく円金利の低位安定は継続すること、それに鈍い業績改善などを、銀行株を慎重にみる要因に挙げている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）