松屋はしっかり、第１四半期は営業利益７割減も反応限定的

　松屋<8237.T>はしっかり。１４日取引終了後に発表した１７年２月期の第１四半期（３～５月）連結決算は大幅営業減益だったが、株価は底値圏で推移していたことからアク抜けを期待した買いが入ったようだ。第１四半期決算は、売上高２１１億６０００万円（前年同期比６．１％減）、営業利益２億３０００万円（同７２．３％減）だった。

　前年のインバウンド需要の反動に加えて、婦人衣料品なども苦戦し主力の百貨店事業が売上高・利益とも減少した。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高９５０億円（前期比２．２％増）、営業利益２７億円（同０．３％増）を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）