• 通期経常利益計画を41.2％下方修正…
• 3Q累計売上高は2％の微増ながらも3期連続の増収
• 3Q累計最終利益は20％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　銀座山形屋 <8215> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.5％減の7400万円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億8200万円→1億0700万円(前期は1億3000万円)に41.2％下方修正し、一転して17.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億6100万円→1億8600万円(前年同期は1億6800万円)に28.7％減額し、増益率が55.4％増→10.7％増に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→25円(前期は25円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.5％減の1億5300万円に減り、売上営業利益率は前年同期の14.2％→12.7％に低下した。