総合商社株が軒並み高し、全体相場のけん引役となっている。特に出遅れていた三井物産
<8031.T>が一気に09年6月2日高値1360円を上抜き、新高値に進んだ。
野村証券が4日に出した商社セクターのレポートで、今年は好調な業績動向や低バリュエーションの修正により、相対的に良好な株価パフォーマンスを維持すると指摘。各社業績動向は、大手6社合計の11年3月期純利益は前期比32%増益と予想。高い資本効率を考慮すれば現在の低いバリュエーションが訂正される余地は大きいとの見方から、セクター判断「強気」を継続。
個別では、三井物産
<8031.T>、三菱商事
<8058.T>、伊藤忠商事
<8001.T>に注目している。野村証券の指摘とは別に、三菱商事
<8058.T>の場合、08年9月下旬以来の2400円台を回復。08 年9月と言えば、サブプライムローン問題による金融危機本格化による下落過程。道半ばとは言え、徐々に金融危機以前の状況に回帰しつつある象徴的な値動きとなっている。
三菱商事の金融危機本格化前の高値は08年5月の3950円。時価からみれば65%近くも上ザヤ。上値余地の大きさが指摘される。
[ 株式ネット新聞 ] 提供:株式会社スリーアイ