内田洋行が急伸、第１四半期は売り上げ増加に伴う粗利拡大で黒字転換

　内田洋行＜8057.T＞が急伸。株価は一時、前日比４０円高の３８８円まで上げ幅を広げた。
　２５日取引終了後に発表した１５年７月期の第１四半期（７月２１日～１０月２０日）連結決算は、売上高３０８億６００万円（前年同期比３．５％増）、営業損益６億４５００万円の黒字（前年同期３億５６００万円の赤字）、最終損益３億５１００万円の黒字（同３億２４００万円の赤字）と増収で黒字転換を果たした。
　教育用ＩＣＴ分野では大型のタブレット案件、オフィス関連は首都圏を中心とした大型の移転案件が増え、システム保守サービスも堅調に推移、売り上げ増加に伴う売上総利益の拡大で損益が改善した。
　通期は売上高１４３０億円（前期比０．４％減）、営業利益２５億円（同４．０％減）、最終利益１３億円（同１４．１％減）と従来見通しを据え置いている。

内田洋行の株価は１０時２分現在３７９円（△３１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）