マツモトは堅調、１７年４月期営業利益は計画下振れも織り込み済みとの見方強い

　マツモト<7901.T>は堅調。前週末２日の取引終了後、集計中の１７年４月期単独業績について、営業損益が２０００万円の黒字から３０００万円の赤字（前の期６１００万円の赤字）へ、最終利益が３０００万円から１５００万円（同５８００万円の赤字）へ下振れたようだと発表したが、前期業績の悪化は織り込みとの見方が強い。

　売上高は従来予想の２８億円（前の期比１．９％増）の計画線で着地したが、主力の卒業アルバムが予想を下回ることに加えて、第４四半期において新工場の立ち上りに関する費用が想定以上に増加したことなどが要因。なお、最終利益は繰延税金資産計上に伴う法人税調整額を計上することから、黒字を確保する見通しという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）