マルカキカイが続落、円高に加えタイなど苦戦で１６年１１月期業績予想を下方修正

　マルカキカイ<7594.T>が続落。５日の取引終了後、１６年１１月期の連結業績見通しについて、売上高を５５０億円から５００億円（前期比３．１％減）へ、営業利益を２４億６０００万円から１８億４０００万円（同２１．２％減）へ、純利益を１６億６０００万円から１１億円（同３６．４％減）へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　年初来の急激な円高の影響に加えて、タイやインドネシア、中国で苦戦したことから上期業績が想定を下回ったことが要因。これに加えて、想定為替レートを１ドル＝１１６円から１０５円に見直したことも要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１５年１２月～１６年５月）決算は、売上高２４４億４１００万円（前年同期比３．４％減）、営業利益９億６５００万円（同２０．２％減）、純利益５億７２００万円（同３５．９％減）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）