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加地テックは急伸、水素関連事業の積極展開を評価◇
加地テック<6391.T>は出来高を伴って急伸している。一時、前日比45円高の329円まで買い進まれ、5月25日につけた高値324円を上回ってきた。
同社は特殊ガス圧縮機製造が主力事業で、今後「水素ビジネス」に注力する構えを鮮明にしている。同社が4月28日に発表した中期経営計画では、水素関連事業用圧縮機の地位確立が中心に据えられている。なかでも、燃料電池車(FCV)充填用に重点を置いており、水素をエネルギーとする自動車普及のために、JXTGホールディングス<5020.T>やトヨタ自動車<7203.T>など11社が、燃料電池車に燃料を供給する水素ステーション事業で提携することが明らかになっており、加地テックの水素ビジネス拡大への追い風が加速しそうだ。同社は既に14年から水素ステーション用水素圧縮機の受注をスタートさせており、相応の実績を積んできている。
また、15年3月には三井造船<7003>が資本参加。さらに今年3月にTOBが実施され、加地テックは三井造船の持ち株比率51%の子会社化となった。18年3月期の単体経常利益は4億4000万円(前期比22.2%増)予想とV字回復が予想される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社は特殊ガス圧縮機製造が主力事業で、今後「水素ビジネス」に注力する構えを鮮明にしている。同社が4月28日に発表した中期経営計画では、水素関連事業用圧縮機の地位確立が中心に据えられている。なかでも、燃料電池車(FCV)充填用に重点を置いており、水素をエネルギーとする自動車普及のために、JXTGホールディングス<5020.T>やトヨタ自動車<7203.T>など11社が、燃料電池車に燃料を供給する水素ステーション事業で提携することが明らかになっており、加地テックの水素ビジネス拡大への追い風が加速しそうだ。同社は既に14年から水素ステーション用水素圧縮機の受注をスタートさせており、相応の実績を積んできている。
また、15年3月には三井造船<7003>が資本参加。さらに今年3月にTOBが実施され、加地テックは三井造船の持ち株比率51%の子会社化となった。18年3月期の単体経常利益は4億4000万円(前期比22.2%増)予想とV字回復が予想される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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