トヨタなど自動車株が安い、１ドル＝１０８円台後半の円高を嫌気◇

　トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株の下値模索が続いている。全般リスクオフの流れが続くなか、外国為替市場では、トランプ米大統領が米ウォールストリートジャーナル紙のインタビューで「ドルは強くなり過ぎている」と発言したことが伝わり、外国為替市場では１ドル＝１０８円台後半まで円高が進行、これが主力輸出株全般に逆風となっている。特に為替感応度の高い自動車株は輸出採算悪化懸念から売りがかさみやすい。ただし、株価はここ大幅な調整が続いていたこともあって、値ごろ感からの押し目買いも観測され、下げ幅は足もと限定的なものにとどまっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）