【売り】㈱ゆうちょ銀行（7182）株価が移動平均を下回り、一目均衡表の雲を下抜け。下落傾向続く可能性も= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱ゆうちょ銀行（7182）

日本郵政公社から主に郵便貯金事業等を引き継いでいる。
2015年11月4日に東京証券取引所第一部に上場。
三菱UFJフィナンシャル・グループを抜き2012年3月末現在で日本最大の預金金融機関とされる。
2006年設立、東京都千代田区霞が関に本社を、同区丸の内に本店をそれぞれ置く。

■注目理由
8月12日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期（4-6月）の業績は、売上高△4.7％、経常損益は△18.3％となった。
通期計画に対する進捗率は前年同期の23.6％を下回る22.1％となっておりやや苦戦しているようだ。

チャートを見ると、25日・75日移動平均が下落を続けており株価がそれらを下回っていることから、依然弱気の状況が続いている。一目均衡表からも、株価が雲を下抜けしていることから弱気相場である様子が伺える。安易に押し目を狙わず、しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。