アバールが１８年３月期業績・配当予想を上方修正、半導体製造装置関連市場の需要が順調

　アバールデータ<6918.T>がこの日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を６２億８０００万円から６９億円（前期比１１．５％減）へ、営業利益を８億２５００万円から１０億８０００万円（同１９．２％増）へ、純利益を３億１５００万円から５億１５００万円（同２４．８％減）へ上方修正した。

　半導体製造装置関連市場における需要が順調に推移していることに加えて、自社製品・画像処理モジュールも、新製品の立ち上がりや新分野での展開が好調に推移していることが要因。また、これに伴う生産稼働率の改善や売上総利益の向上も利益の上振れに寄与する見通しだ。

　同時に従来、中間１７円・期末２３円の年４０円としていた配当予想について、中間２１円・期末２８円（記念配当６円含む）の年４９円に引き上げると発表した。前期実績の年３９円に対しては１０円の増配となる見通しだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）