デンソーは３日続落、中国コンプレッサーメーカーに資本参加も反応鈍い

　デンソー＜6902.T＞は３日続落。２７日、中国のコンプレッサーメーカー合肥達因汽車空調有限公司（達因社）に出資したと発表した。出資日は６月２４日で、出資比率は３４％。ただ、先月３１日に戻り高値４９９７円を付けてから上値の重い展開が続いており、株価の反応の鈍さを嫌った手じまい売りも出ているようだ。
　達因社は品質、品ぞろえ、コスト競争力に優れ、中国国内、北米、欧州、中南米、アジアへ幅広くコンプレッサーを販売している。今回の出資により、達因社はデンソーの市販用コンプレッサーを生産、グローバルネットワークを通じて販売を拡大する方針で、品ぞろえを充実して、市販カーエアコン事業も強化していく。

デンソーの株価は１３時３１分現在４５０３．５円（▼７８．５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）