【売り】アドバンテスト:2000年以降、9月は売りが勝率79%
要旨
直近は横ばいの展開が続きますが、9月は統計的に売りが優勢。ここは売りを仕込んでおきたいところ。
株式会社アドバンテストとは?
電気機器製造業。半導体の自動検査装置が世界トップ級。
最近のトピック
7月24日に2014年4〜6月期の連結決算を発表。最終損益は13億円の黒字で、7Qぶりの最終黒字となりました。スマートフォン用半導体の検査装置が好調だったとのこと。
一方で、7月25日、野村、ゴールドマンサックス、クレディスイスが弱気判断を継続しています。
どんな値動きをしているの?
6月に一時は1,315円をつけるまでの盛り上がりを見せましたが、7月に入ってからは調整が続いています。直近(8月)は1,150円付近で横ばいの展開に。
ここがポイント!
統計的に売りが有利
過去14回、9月初めから終わりにかけて株式を売却した場合の勝率が79%と非常に高いことが分かっています。損した取引も3回ありましたが、その際の平均損失は5.40%と平均利益(12.00%)と比べれば半分以下と小さめ。データ上ではアップサイドも小さいことから、売りが有利と分かっています。
まとめ
以上の理由より、9月中は売りで攻めていきたいところ。
留意点
統計的に優位ではあるものの、上昇となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:9月厳選注目銘柄
検証期間:2000年1月4日~2013年9月30日
取引回数:14回
対象銘柄:【アドバンテスト】
売買手法:9月初め寄付売り→9月末引成買い
勝率:79%
勝ちトレード平均利益:+12.00%
負けトレード平均損失:-5.40%
平均損益率:+8.27%
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