ザインが反発、東大と共同研究の耐ノイズ高速起動完全デジタル型ＣＤＲ技術を発表

　ザインエレクトロニクス<6769.T>が３日ぶりに反発。１５日の取引終了後、東京大学と共同開発したノイズ耐性に優れた高速起動完全デジタル型ＣＤＲ技術を、欧州最大の半導体国際学会であるＥＳＳＣＩＲＣで発表したとしており、これを好感した買いが入っている。

　同技術は、完全デジタル型クロック・データ・リカバリ（ＣＤＲ）技術を一層進化させ、高速ロック特性と待機時電力を抜本削減できる特徴を維持しつつ、高速起動後の新規周波数追従機能により、ノイズ耐性を向上させたもの。同社ではこの成果について、世界最大の技術国際学会であるＩＥＥＥ（米国電気電子学会）が主催し、９月１２日からスイスで開催されている国際学会ＥＳＳＣＩＲＣでその技術成果を発表したという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）