シャープは軟調推移、大和証券は目標株価１００円に引き下げ

　シャープ<6753.T>は軟調に推移。大和証券は２日、同社株のレーティングの「４（アンダーパフォーム）」を継続するとともに、目標株価を２６０円から１００円に引き下げた。１６年３月期の連結営業利益は５５０億円（会社計画８００億円）、１７年３月期は４８０億円と予想。液晶ディスプレイは、テレビ向けでは３２インチで価格下落が進行、中小型でもスマホ向けで市況軟化が続いており、今３月期は会社計画未達を見込んでいる。
　目標株価は、１５年３月期の実績をベースとした優先株希薄化リスクを考慮した後の１株当たり純資産（ＢＰＳ）は６３．２円である点などを考慮している。

シャープの株価は９時２３分現在１６２円（▼２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）